久留米版徒然草 Vol.104
本物の姫君
2024年3月9日、ミュージックフェア60周年企画第2弾は松田聖子さん特集でした。往年の明るい曲を期待していた視聴者には物足りなかったと思われますが、現役として活動を続ける姿勢を拝見し感銘を受けました。このときに歌われた中で印象的だった曲はクラプトン「Tears In Heaven」。クラプトンが事故で亡くなった4歳の息子を思い書いた曲。「この曲からたくさんのことを教えてもらったというか。何があっても・どんな時も前向きに生きていかなければいけない・頑張っていかなければいけないというのを、この曲から教えてもらいました」。彼女の下には今も多くのスタッフがいてその生活を支えていかなければならない・同時に娘を亡くした自分の精神状態も維持していかなければならない。この方は「本物の姫君」なんだと私は思いました。