5者のコラム 「易者」Vol.155

自分のために大切なこと

「看護の名言」に掲載された標語『自分のために大切なこと』。

1自分を責め過ぎないこと。2笑える余裕をもつこと。3悩み過ぎないこと。4自分の気持ちに正直であること。5良く食べ良く寝ること。6誰かの味方であること。7謙虚さと感謝を忘れないこと。8たまには「お疲れ様」と自分に言うこと。

生真面目すぎる若手弁護士に味わって欲しい標語です。少し敷衍します。
1 ある水準以上の弁護士活動を行っているのならば自分を責めすぎないのが肝要。麻雀と同じで、与えられた局面がどうしようもないことは良くあります。
2 笑える余裕をもつ。辛いことや落ち込むことが多い商売ですが、「そんな自分を笑い飛ばせる余裕」が長く仕事を続けるためには不可欠です。
3 自分のミスで結果が悪く出たときには猛省が必要ですが、終わったことは仕方が無い。「明日は明日の風が吹く。」目を先に向けましょう。
4 気持ちに正直であれ。嫌なことには明確に「ノー」と言える強さを発揮できなければ弁護士という自由業に就いている意味がありません。
5 「健康を維持すること」は弁護士活動の大前提です。食事と睡眠に1つ付け加えると、よくウンコする。腸の健康を保つことはとても大事です。
6 「誰かの味方である感覚」が不可欠。弁護士は万人受けする必要は無い。依頼者の見方であれば良い。世間受けすることを考えすぎると軸足を失います。
7 「謙虚さと感謝」を忘れない。仕事を継続できているのは他の誰かのおかげであることを肝に銘じる。世話になっている方々への感謝を欠かさない。
8 自分に対する「お疲れ様」という気持ちを込め、たまに息抜きしましょう。