5者のコラム 「医者」Vol.97

患者名人となる5ヶ条

長尾哲彦医師は「患者名人となる5か条」を定めているそうです(西日本新聞)。
1 受診前に症状説明を予習する(医師に直ぐ説明できるように確認しておく・時間がかかると貴重な診察時間を無駄にする)
2 医師の質問を良く聞く(医師の質問は全てが診断に直結する質問・的確に答えてくれれば確実な診断にスムーズにたどり着く)
3 お薬手帳と病歴を提示する(お薬手帳は薬局で提供されるので活用せよ・病気履歴は時間があるときに作成・サプリメントを飲んでいる場合はその情報も添えよ)
4 聞きたい質問はメモしておく(思い出してもらうまでの時間をとれない。その「聞きたいこと」が診療に役立つこともある)
5 脱ぎやすい服で受診する(Tシャツにジャージーくらいで結構)
 上記記述から「弁護士への相談名人となる5か条」を導出しましょう。
 ①相談前に状況を整理する(記憶を整理しておくと時間を節約できる)。②弁護士の質問を良く聞く(弁護士は法的手段を取捨選択し証拠の有無を確認している)。③現況と過去の事実を提示する(重要書類は持参する)。④質問は事前にメモしておく(弁護士も対応しやすい)。⑤心の服装を脱ぎやすい構えで訪れる(相談者にとって恥ずかしいことを聞くこともある)。