2011年6月6日 / 最終更新日 : 2023年11月2日 webmaster 5者 「未知」と「既知」 「何故、たとえ話が好きなのか」と質問を受けたので私見を述べます。「真実とは何か」という問いに対して「真実とはXである」という命題が存在したとします。そのXを端的に言葉で表現することが出来るのならば、話はそこで終わってしま […]
2011年6月2日 / 最終更新日 : 2023年12月20日 webmaster 医者 公的相談と事務所相談 消化管(口から肛門まで)には内部という側面と外部という側面があります。人体の内側にありますが物理的手段で外と繋げることが出来ます。消化管は外部性を有するため多少不潔であっても構わないそうです。食べたものは消化液で無害化さ […]
2011年5月24日 / 最終更新日 : 2023年12月20日 webmaster 学者 戦略よりも兵站 戦史家のクレフェルトは「補給戦・何が勝敗を決定するのか」(中央公論新社)で「戦争という仕事の10分の9までは兵站だ」と言い切っています。 第2次世界大戦よりもはるか昔から戦争のあり方を規定し勝敗を分けてきたのは戦略よりも […]
2011年5月17日 / 最終更新日 : 2023年12月20日 webmaster 芸者 供給過剰による値崩れ 酒井あゆみ「売春論・LOVE FOR SELL」(河出書房新社)に次の記述。 売春をしようと思う人、風俗店で働こうと思う人の多くは金銭が目的。「お金が欲しい」「稼ぎたい」「儲けたい」と思って行動に移します。 ところが取材 […]
2011年5月12日 / 最終更新日 : 2023年12月20日 webmaster 役者 まさに弁護士こそは偽善者である 佐藤忠男氏はこう述べています(「見ることと見られること」岩波現代文庫)。 人間を、より良い存在でありたい自分と本当の自分と、というふうに2つの存在の矛盾で成り立っているものとして考えるとき、これを演劇になぞえることが便利 […]
2011年5月6日 / 最終更新日 : 2023年12月20日 webmaster 易者 苦難と迫害の意味づけ A 先生、私にだけ何故こんな問題が生じるのでしょうか?不条理です。 B ああ、あなたもですか?実は僕も難問が生じたとき「何故、先生のときにだけこんな難問が生じるんでしょうね?」って言われたことがあったんですよ。 A で、 […]
2011年5月2日 / 最終更新日 : 2023年12月20日 webmaster 5者 悲・怒・志の意義 考えているのは会社員。浮かび上がる文字を前に考え込んでいます。 1コマ目「非」?会社に尽くして×年。何故この場でこの字が浮かぶ?非常識?2コマ目「奴」?これは?奴ら?冷奴?3コマ目「士」?どうしたんだ?士農工商?武士? […]
2011年4月27日 / 最終更新日 : 2023年12月20日 webmaster 易者 深い質問とは 山田玲司氏は「キラークエスチョン」(光文社新書)で「人と良い関係を築きたいなら相手に気持ちよく話をしてもらう質問をぶつけるべきだ」と述べています。 1 昨夜はちゃんと眠れましたか?(眠れるかどうかはさまざまな要素がかかわ […]
2011年4月21日 / 最終更新日 : 2023年12月20日 webmaster 芸者 自分磨きの投資 蝶々さんは「銀座クラブは女の大学」(小学館101新書)でこう述べます。 夜の銀座の世界は芸能界と一緒で華やかな魔力とパワーがあるぶん自分や状況を冷静に計る賢さがなければ飲み込まれ消費されてしまう危険性も多分にあるコワイ世 […]
2011年4月15日 / 最終更新日 : 2023年12月20日 webmaster 役者 表層演技と深層演技 井上俊・船津衛「自己と他者の社会学」(有斐閣)に次の記述がある。 例えばセールスやサービス関係の仕事とりわけ接客の仕事では「お客様にはいつも笑顔で接し決して不快感を与えないように」といった要請が課され、それにふさわしい表 […]
2011年4月9日 / 最終更新日 : 2023年12月20日 webmaster 医者 自分の選択への疑問 富家孝「危ないお医者さん」(ソフトバンク新書)はこう述べています。 医学部は6年間ある。この6年間で医学知識と実習をみっちり学ぶことになっている。しかし高い志を持つ者ほど、この6年間での挫折は大きい。とくに実家が裕福でな […]
2011年4月4日 / 最終更新日 : 2023年12月20日 webmaster 学者 文明史的中国論 茂木健一郎氏は「中国八策」と題してブログでこう述べています。 1 GDPで日本を抜いて世界第2位の経済大国になった中国。いろいろと問題があるにせよ中国が今後とも日本の隣人であり続けることには変わりがない。 2 隣りに強大 […]