2014年12月22日 / 最終更新日 : 2024年5月5日 webmaster 後遺障害認定に対する異議申立 交通事故賠償において後遺障害等級認定が如何に為されるかは大きい問題です。自賠責認定が後の訴訟を拘束するわけではないとしても賠償額は認定された後遺障害等級を踏まえて議論されるのが通常です。被害者代理人は認定等級に疑問があれ […]
2014年11月17日 / 最終更新日 : 2024年5月5日 webmaster 競業避止義務 顧問会社から寄せられる質問に従業員退職後に競業避止義務を課することの可否があります。従業員が競業他社に就職したり、類似会社を設立し自社の利益を侵害することを良く思わない経営者が多いからです。以下は企業に提出した意見書の抜 […]
2014年6月27日 / 最終更新日 : 2024年2月1日 webmaster 被害者側から見た素因減額 非典型後遺障害に関しては(交通事故と症状の相当因果関係が認められる場合でも)被告損保会社から素因減額の主張が出されることが多く被害者側は更なる主張立証を余儀なくされます。以下は某事案において被害者原告側で主張した書面です […]
2014年5月30日 / 最終更新日 : 2025年2月5日 webmaster 非典型後遺障害 交通事故被害者に心療内科疾患等が生じることが多く見受けられます。損保会社は事故との因果関係を争うのが常なので被害者の代理人は疾患に関する医学的研鑽を積み法的に表現できる技術を磨くべきです。以下は某訴訟で作成した準備書面の […]
2014年2月26日 / 最終更新日 : 2024年5月5日 webmaster 境界確定と民事訴訟 相隣関係事件の中で最も多いのが境界確定訴訟です。「境界」は登記官が設定する公法上の境界を言うのですが経験が少ない若手弁護士には理解不足が目立ちます。特に境界確定事件(非訟事件)と土地明渡請求事件等(訴訟事件)が混在してい […]
2013年11月27日 / 最終更新日 : 2024年5月5日 webmaster 損保会社の意見書 交通事故賠償請求訴訟において被告から医師名義「意見書」が提出されることがあります。損保会社の依頼により主治医の診断や治療の意義を否定するもの。自分では診察したことのない患者に関する見解を「医師と」いう肩書きで勝手に述べて […]
2013年9月30日 / 最終更新日 : 2024年5月5日 webmaster 弁護士会ADR 福岡県弁護士会は裁判外紛争解決(ADR)制度を有しています。部会毎に仲裁人名簿が整備されています。以下は初めて担当した事案の報告です。 私は今年4月から筑後部会紛争解決センター仲裁人名簿に名を連ねている。5月9日、さっそ […]
2013年7月26日 / 最終更新日 : 2024年5月5日 webmaster 刑事弁護入門 司法修習生に対する講義用レジュメ。法律家以外の方々にも刑事弁護の初歩的な内容がお判り頂けるのではないかと思いアップします。 第1 自白事件(情状弁護) 1 総説 犯情(犯行自体に関する事情)と一般情状(それ以外)の […]
2013年5月31日 / 最終更新日 : 2024年5月5日 webmaster 建築請負金額の変更 建築請負工事において請負契約と施工に変更が生じることは日常茶飯事です。施主と請負業者・設計管理者間に円滑なコミュニケーションが出来ている場合には問題は生じませんがそうでない場合は紛争を生じます。以下は追加変更工事の合意( […]
2013年3月28日 / 最終更新日 : 2024年5月5日 webmaster 歯牙障害と損害算定 自賠責における後遺障害認定で歯牙障害は比較的重く評価されています(補綴5歯以上で13級・7歯以上で12級・10歯以上で11級)。が民事訴訟では歯牙障害による逸失利益の有無は争われる傾向にあります。歯牙障害被害者から依頼を […]
2013年1月29日 / 最終更新日 : 2024年5月5日 webmaster 預金額最大店舗方式による債権執行 債務名義(判決など)を有する債権者が債務者の銀行預金を差押する場合、債権者は従来債権額を支店毎に割り付けることを強要されてきました。例えば100万円の支払を命じる判決を持っていた場合、債務者の預金があるであろう銀行の支店 […]
2012年11月30日 / 最終更新日 : 2022年10月25日 webmaster 弁護士の不祥事と司法改革 福岡県弁護士会から全会員に対し修習24期の元九州弁護士会連合会理事長を懲戒請求した旨のFAXが届きました。後日詐欺罪の容疑で逮捕起訴されています。地元新聞も大きく取り上げました。私はフェイスブック上に書き込みをしたのでH […]