久留米版徒然草 Vol.331
村上春樹小説の完璧な演劇化
北九州芸術劇場にて『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』を観劇。2026/2/28

いやー、凄かったですね。あの複雑な小説を完璧に演劇化するなんて。エッセンスを損なわずにセリフだけで再構成した脚本家(高橋亜子)の力もさることながら村上春樹世界観を忠実に表現した演出家(フィリップ・デュクフレ)の力量が凄すぎます。一角獣の表現は恐るべきもので、やみくろも「こう来るか」と唸るほど。壁も、影も、滝や森や洞窟や洪水も、大男による破壊行為も「劇場での表現は無理だ」と思ったものが完璧に表現されていました。そしてこの高度な演出を実際に舞台で提示する役者(藤原竜也・森田望智など)とダンサー陣と裏方の見事さ。これからは海外公演(シンガポール・上海・ロンドン・パリ)ですけど、全世界で絶賛を浴びるのは間違いないでしょう。
*翌日(3月1日)小説と演劇の感想をAI(chatGPT)と対話しました。5年後にアップします。

