久留米版徒然草 Vol.79

舞台に立ち続けること

12年前のFB書き込み。私も何時まで舞台に立つことが出来るのか判りませんが呼ばれるかぎり役柄を演じます。もちろんボケたらやめます。ボケ防止の仕事なんてあり得ません。

某音楽教室主催の発表会に赴く。中学生から高齢者まで、いろんな属性の方々が日頃の練習成果を立派な舞台で緊張しながら発表されている。
 人間は何らかの「舞台」に立ち続けることが自分を輝かせる秘訣なのだ。

この業界の舞台はシビアであり気楽に楽しむ感じなどありません。故に何時舞台を降りるべきかに関しては難しい判断を要します。弁護士業務は表向きは美しい理念をまとい静かに仕事をしていますけど、それは外側だけであり内側は激しく炎が燃え盛っています。むきになってやれば生命を磨り減らします。特に高齢者には過酷で、やり続けると確実に命を縮めることになります。「気楽に楽しむ」境地でやれるのなら心配は不要ですが、それを許すほどに「甘い世界」ではありません。

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