2020年11月30日 / 最終更新日 : 2024年9月20日 webmaster 医者 難しい依頼者への対処方法 「難しい依頼者と出会った法律家へ ・パーソナリティ障害の理解と支援」(岡田裕子)なる本が出版されました。しかし「難しい依頼者」は相談段階で避ける(受任しない)のが最上です。弁護士にとって最重要なのは「これらの問題者を事前 […]
2020年10月8日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 医者 人間を判っていないという自覚による学びの継続 青木省三「こころの病を診るということ」(医学書院)に以下の記述があります。 初々しい研修医時代を経て患者さんを診るようになった精神科医が、精神医学や精神療法を学ぶにつれて「自分は(誰よりも)人のこころがよくわかる」という […]
2020年8月31日 / 最終更新日 : 2022年10月12日 webmaster 医者 立てても歩けても救急車 Cadot「ナースが語る交通事故後の対応」の記述。 ナースに聞いた話ですけど病院の受付に来て保険証を出したとたんバッタリ倒れてそのまま帰らぬ人になるパターンがたまにあるとのこと。よく調べると内臓にダメージを負っていて内 […]
2020年7月22日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 医者 失われて判る日常性の有り難さ それは突然の事態であった。午前5時ころに腹部の激痛を感じた私は思わず声を上げた。生まれて初めて経験する類の痛みだった。吐き気が襲ってきたので、トイレに駆け込み嘔吐しようとしたが何も出ない。まだ午前5時。救急車を呼ぶのは近 […]
2020年6月17日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 医者 自粛生活の中で書いた医療的小文 新型コロナウイルス「自粛」生活を強いられたときに書いた小文(3本)。 a トゥキディネスは「戦史」8巻でペロポネソス戦争の記録をした。戦争中にアテネを襲った疫病につき彼はこう書いた「この病気に2度かかった者は1人もいなか […]
2020年5月8日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 医者 ウイルスが突然変異を起こす理由 なぜインフルエンザウイルスは変異を起こすのか。それはインフルエンザウイルス遺伝子が通常の生物のDNAではなくRNAで、非常に不安定だからである。そのためにインフルエンザウイルスは「突然変異」を起こしやすい。インフルエンザ […]
2020年4月1日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 医者 拡大自殺の危険性・措置入院させることの是非 刑法上、自殺は犯罪ではないが他人が関わると犯罪となる。自殺が犯罪とされていないのは究極的な人間実存に関わるからだろう。しかし自死に際し他人を巻き込むのは止めて欲しい。自死は自由の範囲に属するかもしれないが「他人を巻き込ん […]
2020年2月26日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 医者 腸による身体的察知力 藤田紘一郎先生(東京医科歯科大学名誉教授)がWisdomでこう述べています。 地球上に生物が誕生した約40億年前。最初に備わった器官は腸で、脳ができたのは5億年ぐらい後なのです。つまり脳はまだこの生体にフィットしていない […]
2020年1月24日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 医者 答えの出ない事態に耐える力 帚木蓬生先生は東京大学文学部を卒業し、マスコミに就職され、猛勉強して九州大学医学部に入り直した経歴を有する異色の精神科医です。福岡県中間市にてメンタルクリニックを開設しつつ執筆活動を継続されるというマルチな才能を発揮され […]
2019年12月16日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 医者 免疫における大人の対応 審良静男「新しい免疫入門」(講談社ブルーバックス)に次の記述があります。 腸管には体全体の免疫細胞の50%以上が存在する。食物を消化吸収する性質上、食物にまぎれた細菌やウイルスの体内侵入を阻止しなければならない。同時 […]
2019年11月11日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 医者 AIとの緊張関係と共生 鳥集徹「医学部」(文春新書)に以下の記述があります。 AIの能力が人間に追いつき加速度的に追い越していく時点を「シンギュラリテイ」(技術的特異点)と呼び、2045年か早ければ2030年頃には到達すると予測されている。もち […]
2019年10月7日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 医者 医者に頼らず生きるための習慣 五木寛之氏は養生の基本を3つの「休め」とされています(五木寛之「なるだけ医者に頼らず生きるために私が実践している100の習慣」中経文庫29頁以下)。 1 「気休め」 私たちはストレスのなかに生きているわけですから、自 […]