2014年12月26日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 役者 映像表現の特徴6点 新井一氏は「シナリオの基礎技術」(ダヴィッド社)において、演劇と比較した場合の「映像表現の特徴」をつぎのとおり明瞭に指摘しておられます。 1 時間と空間の飛躍(演劇との差異が一番大きいところ。次から次に場面を変えることが […]
2014年11月21日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 役者 演劇の「アウラ」と映画化の可否 演劇とは何か?それはスペクタクル(見せ物)の実践であり観客のために特化された場所を必要とします。それは儀礼の1つであり宗教や政治の1つでもあり得ます。それは贋物です。にもかかわらず真実を表現します。それは幻想です。にもか […]
2014年10月20日 / 最終更新日 : 2022年10月9日 webmaster 役者 書記官と弁護士のサブテキスト交換 B 同じ法的言葉であっても弁護士によって受ける印象が違うということがあるのでしょうか?言い方1つで違った意味にとられるという局面もあるのでしょうか? S 個人的な見解を申し上げると,弁護士が法的言葉を発した場合,多面的に […]
2014年9月8日 / 最終更新日 : 2022年10月10日 webmaster 役者 正義と悪の相対性 「ウルトラマン」第35話「怪獣墓場」(実相寺昭雄監督)はアラシ・イデ両隊員が宇宙の「ウルトラゾーン」と呼ばれる一帯で過去に戦ってきた怪獣たちの亡霊を発見するところから始まる。「やつらはここまでウルトラマンに放り出されて永 […]
2014年8月1日 / 最終更新日 : 2023年12月17日 webmaster 役者 「型」と「人の話」 中村勘三郎さんは若い役者さんに対し苦言を呈しています。 若い人はすぐ型破りをやりたがるけれど、型を会得した人間がそれを破ることを『型破り』と言うのであって、型のない人間がそれをやろうとするのは、ただの『型なし』です。 羽 […]
2014年6月23日 / 最終更新日 : 2022年10月10日 webmaster 役者 職人世界の価値観 昔、私の実家の隣りには鍛冶屋がありました。職人さんが赤い鉄の塊から包丁や鎌を作り出す過程を眺めているのが大好きでした。職人さんは寡黙な人でした。子供が眺めていても黙々と仕事をしていました。私の父も畳職人であり、私は小さ […]
2014年5月21日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 役者 クライアントとの距離感 私は役者62で建築家の魅力と困難性を描きました。建築家の仕事と弁護士業務は似ている。斎藤浩美氏は「一流建築家と家を建てるには」(洋泉社)でこう述べます。 建築家が面白くてやめられない理由の1つは建築家自身が本質的にアーテ […]
2014年4月11日 / 最終更新日 : 2022年10月10日 webmaster 役者 認識していない役割を演じさせられる 前田恒彦・元検事がこう発言しています。<弁護人が被疑者との接見内容に基づいて捜査機関に意見書を出したり、記者の取材に応じて被疑者とのやり取りを明らかにすることがあります。捜査機関にとっては「ありがたい話」です。特に捜査 […]
2014年3月7日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 役者 具体的にどう言えば良いか? 鴻上尚史「名セリフ」(ちくま文庫)の記述。 小説はあなたに人生の真実や娯楽やさまざまなことを教えてくれます。戯曲もまたその点は同じです。でも戯曲は小説と違うことをさらに教えてくれます。それは「こういう時はこう言えばいい […]
2014年2月3日 / 最終更新日 : 2022年10月30日 webmaster 役者 天才に対するリスペクト 美輪明宏さんの言葉(「美輪明宏が語る寺山修司」)。 日本人はスキャンダルが好きで、民度が低いというのか、寺山修司というと、覗き見のおじさんだとか競馬新聞の予想屋だとか、とにかく高みにある者を引きずり下ろそうとする悪意で […]
2013年12月25日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 役者 人生の舞台の変遷 ブログ「某職員の業界放談」に次の記述があります。 戸籍を集めてみると大体の人は2・3通もあれば足りる。出生・結婚たまに転籍という感じだろうか。普通の人間は、まあ、こんなもんである。だが、たまに、とんでもない奴に出くわすこ […]
2013年11月22日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 役者 過去の私から見た未来・未来の私から見た過去 かつて司法修習生の間には強固な仲間意識があり、同期生の繋がりは一生続くと認識されていました。仲間内で非公式の同期会を行うことは普通に行われています。公式の同窓会は10年目・20年目という節目で行われています。開催する場所 […]