2018年12月10日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 5者 陽気であることを演じる 司法修習生の頃、民裁教官は法律家が備えるべき要件事実として①勤勉であること(吸収すべき知識は広大)②誠実であること(長期にわたり多くの人の信頼を得る必要がある)に加えて③陽気であること(仕事の中で人間の暗い面に触れるので […]
2018年11月5日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 5者 車の運転とネット上の振る舞い方 愛場大介氏はブログでこう述べておられます。 ほとんどの道具は身体能力の増強や代替のためにあります。(略)インターネットを通じて得られる万能感と密室性(匿名性)についてはクルマ同様ごく一時的な感覚でしかないです。ところ […]
2018年9月29日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 5者 精神世界の中の消化管 歳を重ねると自分の精神世界の中にも消化管があることを自覚します。入口から入ってきた情報は住み着いている100兆個の脳内細菌で消化され自分にとって有益なものだけ取り込まれます。不要な物は出口から出て行きます。それが他の生物 […]
2018年8月24日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 5者 新判例とフリーライダー 他人が生み出した新判例にただ乗りし大規模な広告を打って儲けている法律事務所が目立つ。派手な広告と事後の対応の問題性について私は厳しい観方をしているが、新判例に便乗すること自体は構わないと思う。将棋の世界の如く「新手1勝」 […]
2018年7月18日 / 最終更新日 : 2022年10月12日 webmaster 5者 演劇的手法を教育に取り入れること 米屋尚子「演劇は仕事になるのか」(彩流社)の記述。 学校教育で「生きる力」を育もうとするなら、コミュニケーションのプロである演劇人などが子供たちと活動をすることで、子供たちの表現力を伸ばしたり積極性を引き出したりできる […]
2018年6月13日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 5者 売れっ子フリーランスに共通する10項目 松本敦さんが売れっ子フリーランスに共通する項目をこう抽出しています。 1 レスが早い(これ当たり前のようですが実はかなり大事な要素です)。 2 行動が早い(基本的に「保留」ということが少ないように思える)。 3 目の前の […]
2018年5月7日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 5者 超越性を想定するからこそ得られる知性 しっきー氏はブログでこう述べています。 宗教と科学の違いについて、宗教は起源となる物語や人物を疑ってはいけないのに対し科学はその起源を誰もが検証できなければいけないということになっている。僕は別に宗教のことを悪く言いたい […]
2018年3月28日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 5者 叱ってくれる師匠への尊敬 辻井啓作氏は「独立開業マニュアル」(岩波アクテイブ新書)でこう述べます。 独立したら誰も叱ってくれへんで。そんなんしたかて相手に嫌われこそすれ儲かるわけやないからな。ワシかて他人のこと、おいそれとよう叱らんわ。せやから […]
2018年2月22日 / 最終更新日 : 2023年11月13日 webmaster 5者 現実と幻想の相関関係 森下卓九段が長男(大地さん)に関して書かれた文章。 さて大地が生まれてきて、あまりに可愛いのに驚いた。自分の子供だから可愛いとは思っていたが、これ程まで可愛いとは思わなかった。ある方が「子供は3歳までの可愛さで親孝行をし […]
2018年1月17日 / 最終更新日 : 2023年11月2日 webmaster 5者 異界の同行2人 保坂和志「考える練習」(大和書房)のなかに次のフレーズがあります。 「中井久夫は、治療者というものは患者と切り離されて存在しているものではなく、絶えず患者とのやり取りの中で患者から影響を受けながら治療行為を続けていくって […]
2017年12月8日 / 最終更新日 : 2023年11月2日 webmaster 5者 抽象的な思考をしなくなったのではないだろうか 作家・高村薫氏が嘆いておられます。(毎日新聞) ひるがえって、私たちはいつの頃からか、生命や社会や人生について、抽象的な思考をしなくなったのではないだろうか。「人間とは」と言いだすだけで「ドン引き」される今の時代。もては […]
2017年11月8日 / 最終更新日 : 2024年10月8日 webmaster 5者 667本目の言葉 執筆を初めて667本目です。1000本の目標の中で3分の2を経過しました。 301本目のときに私はこう書きました。「このコラムも300本を超えました(本稿は301本目になります)。30本くらい何とか書けるのではないかと […]