2007年9月22日 / 最終更新日 : 2023年10月18日 webmaster 芸者 良いマッサージ師から学ぶこと 何を以て「良いマッサージ師」と評価するかは案外難しい問題です。マッサージ師の全体的な統計などありませんし、気持ちの良さも客により異なります。しかしながら評判の良いマッサージ師には共通項があります。良いマッサージ師は「心も […]
2007年9月18日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 医者 質問力を上げる技法 田邉政弘編著「診察と手技が見えるvol1」(医学書院)はこう述べています。 1 開放型質問法(open-ended question) 患者さんが自由に答えることが出来る質問です(例「今日はどうされましたか?」)。1 […]
2007年9月13日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 学者 人の生き様と社会経済構造 長山靖生「大帝没後」(新潮新書)に次の記述。 日露戦争に勝利した後、日本は八大国のひとつと言われ、いわゆる西洋列強に比肩する地位を占めた。しかし、これはそれまでのような明確な国家目標の喪失をも意味していた。徳富蘇峰云うと […]
2007年9月10日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 5者 渡橋俊則君の思い出 波多江伸子「さようならを言うための時間」(木星舎)は渡橋俊則君(北九州46期)が肺ガンを発病し亡くなるまでの時間が柔らかな視点でまとめられたものです。 スーザン・ソンダクは「隠喩としての病い」(みすず書房)でこう述べま […]
2007年9月6日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 役者 悪い尋問の例 山室惠氏は悪い尋問をこう整理しています(二弁フロンテイア)。 1 形式面 ① 聞きにくい尋問:声が小さい・早口すぎて聞き取れない・発音が不明瞭で聞きにくい ② テンポの悪い尋問:簡潔でない・間延びしている・間がない( […]
2007年9月3日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 芸者 一見さんから脱皮する方法 相良恭子氏は「京都花街・歴史を作った奥座敷」(NHK出版)で「何故京都の花街は一見さんお断りなのか」なる問いに回答しています。1客がどんな人か判らないと気の利いたおもてなしが出来ない(お茶屋は時間を掛けて信頼関係を深め長 […]
2007年8月29日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 医者 拘置所への閉じ込められ体験 弁護士になって間がない頃、間違って拘置所に閉じ込められたことがあります。面会終了時刻30分前頃に接見を始めたのですが、意外に時間がかかってしまい、40分位経って待合室から外に出ようとしたら、自動ドアが開かないんですね。ど […]
2007年8月21日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 易者 境界紛争に特有の怨念 境界確定事件は裁判官泣かせ。私は自分の前の弁論の席で裁判官が当事者双方に涙ぐましい説示を行っているのを目撃しています。境界確定事件は非訟事件であり、訴えが適法に成立すれば裁判所は棄却ができない・何らかの裁判を示さなければ […]
2007年8月17日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 学者 非体験者の虚偽供述と事実認定 浜田寿美男「うそを見抜く心理学」(NHKブックス)はこう述べます。 1 非体験者の虚偽供述は、時間をさかのぼって理屈で物語を構成せざるを得ないために現実とどうしても折り合わない矛盾・あるいは不自然さが含まれてくる。 2 […]
2007年8月10日 / 最終更新日 : 2024年1月14日 webmaster 5者 先生受難の時代 医療崩壊という言葉が聞かれます(小松秀樹「医療崩壊」朝日新聞社)。医療過誤訴訟の増加・マスコミによる医師叩き等により医師がやる気を無くし①地方で医師不在地域が増加し②リスクの高い科(産科・脳外科・心臓外科)や苦労の割に収 […]
2007年8月2日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 易者 「銀河鉄道の夜」の宗教感覚 宮沢賢治は明治29年に花巻で出生。生家は浄土真宗の門徒であり、賢治は親鸞の和讃や蓮如の御文などを繰り返し聞かされて育ちました。「朝には紅顔ありて夕には白骨となれる身なり」という蓮如の言葉は成長してからも賢治の心に住み着い […]
2007年7月21日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 医者 借金の現象学(罪業妄想・貧困妄想・心気妄想) 芝伸太郎氏は鬱病の本質をこう説明します(「日本人という鬱病」人文書院)。 慢性的借金状態に追い込まれ苦しいながらも借金を返す努力だけは決して放棄しようとしない人、これが鬱病者である。この状態を何とか最後まで持ちこたえ […]