2009年3月8日 / 最終更新日 : 2023年10月18日 webmaster 易者 衝突の避け方・否定の仕方 織田佳臨氏は「占い師が教える心をつかむ会話術」(グラフ社)でこう述べます。 1 衝突の避け方:立場的にはこちらが折れなければならないのに折れるわけにはいかないとき、言いにくくても反論しなければならないとき、耳の痛い話を […]
2009年3月3日 / 最終更新日 : 2023年10月17日 webmaster 医者 冷たい・たらい回し? 医師・斉藤環氏は以下のとおり述べます(毎日新聞「時代の風」08年11月23日)。 「たらい回し」「受け入れ拒否」「診療拒否」といった誤った言葉がいまだに流通していることに驚かされる(正しくは「受け入れ不能」)。こうした運 […]
2009年2月23日 / 最終更新日 : 2022年10月9日 webmaster 学者 911の記憶・アジェンデの記憶 サルバドール・アジェンデは1908年に生まれました。チリ国立大学医学部を卒業後、チリ社会党の結成に参画します。1938年人民戦線政府に保健大臣として入閣し政治家としての地位を確立しました。1958年の大統領選では当選を […]
2009年2月18日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 芸者 バイアスを意識していることを意識させない 内田樹先生は「寝ながら学べる構造主義」(文春新書)でこう述べます。 私たちが自分の過去の記憶(それも「すっかり忘れていた子供時代のこと」)をありありと思い出すのは、それを真剣に・注意深く聞いてくれる「聞き手」を得たときに […]
2009年2月14日 / 最終更新日 : 2022年10月13日 webmaster 役者 時分の花・まことの花 世阿弥は次のように述べます(「風姿花伝」岩波文庫14頁)。 稚児といい、声といい、しかも上手なれば、何かは悪かるべき。 さりながら、この花はまことの花にはあらず。ただ時分の花なり。 「時分の花」の中で […]
2009年2月6日 / 最終更新日 : 2024年7月11日 webmaster 5者 「行って帰る」物語 大塚栄志「ストーリーメーカー」(アスキー新書)は概ねこう述べます。 物語の基本は「行って帰る」だ。未知のものに触れて・そこから帰ることで人は元の場所の意味を知ることになる。主人公はそのために「境界線を越える」必要がある。 […]
2009年2月2日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 学者 予備校で勉強させてもらった有り難さ 九州大学の受験に失敗した時、父からは仕事をするように言われました。しかし水城学園の特待生試験に拾ってもらい無料で行けるようになったので、予備校に通うことが出来ました。当時の水城学園は素晴らしい講師陣を揃えていました。英作 […]
2009年1月29日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 役者 日常性を意識的に組み合わせて何度でも 平田オリザ氏は俳優に対しこう要求します(「演技と演出」講談社現代新書)。 ①「日常の」動作をすること。日常演技が出来ない者に非日常的演技が出来るわけがありません。日常的動作を演じろと言われたら意外と出来ないものです。 ② […]
2009年1月21日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 易者 尊属故の受難・受難故の尊属 「日猶同祖論」とは日本人とユダヤ人が同じ先祖を持つという見解。明治から大正にかけ注目を引きキ欧米列強と対峙する思想的基盤になりました。 内田樹先生はこう述べます(内田樹「私家版・ユダヤ文化論」文春新書)。 日猶同祖論の […]
2009年1月17日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 医者 ストレスフルな刑事裁判 検察修習の時、法医学教授による死体解剖に立ち会う機会がありました。死後直ぐの死体であればともかく、死後数日経過している腐乱死体だったので難儀でした。死体にはウジがわき、凄まじい悪臭がします。教授はこう言いました。「人間は […]
2009年1月8日 / 最終更新日 : 2023年12月18日 webmaster 芸者 弁護士がうなる回文 漫画家弘兼憲史氏は「回文塾」(小学館)で次の回文を紹介しています。 急くな医学 薬害なくせ (兵庫・今倉正史氏) 会談も暗い イラク問題か? (詠み人知らず) 悪いことをしたわ 私男いるわ (千葉・小 […]
2009年1月4日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 5者 法説・喩説・因縁説 津田前秀氏は「僧侶が語る易ト十二支の法話」(文芸社)でこう述べます。 仏教では、仏さまは法を説かれるとき、その内容を聴聞している人々に分かりやすくするために「法説(教義の根本をストレートに説く)」「譬説(譬え話を中心 […]