2022年12月26日 / 最終更新日 : 2022年12月21日 webmaster 役者 不合理な遺言と死者の葬送 本年12月3日、サザンクス筑後にて劇団飛ぶ劇場の「死者そ会ギ」(脚本と演出・泊篤志)を観劇しました。舞台だからこそ現出可能な脚本と演出、それに答える素晴らしい演技に感動しました。基本プロットは「葬式不要と遺言した父親が亡 […]
2022年12月21日 / 最終更新日 : 2023年7月16日 webmaster 学者 凡人がするには良い職業 tanukiinu先生が「弁護士引退日記」でこう述べておられました。 100人理系の学生がいると、その中で真に理系のセンスがあるのはせいぜい1人か2人位です。私はセンスがないほうで、ただの学校秀才でした。このまま理系の方 […]
2022年12月16日 / 最終更新日 : 2024年10月8日 webmaster 医者 系統立てた態度教育 磯部光章「話を聞かない医師・思いが言えない患者」(集英社新書)はこう述べます。 筆者が30数年前に医学部の学生だったときに患者とのコミュニケーションというのは全く習っていない。その概念さえ無かったように思う。研修を受ける […]
2022年12月12日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 5者 生き残ったマスターピース 村上春樹氏はジェイ・ルービン編「芥川龍之介短編集」(新潮社)序文において「芥川はスコット・フィッツジェラルドと似ている」とした上でこう述べています。 後世に残るいくつもの見事な作品を残したが、流行作家としての忙しさ故に、 […]
2022年12月7日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 芸者 明朗快活にふるまう FB友中村修治さんが次の文を紹介していました。とても良い行動指針です。 中年になって気づいたのは、いい歳になったら、人前で明朗快活にふるまってみせることが(ほぼ義務に近い)たしなみだということ。中高年男が暗い顔で不機嫌を […]
2022年11月29日 / 最終更新日 : 2022年11月13日 webmaster 易者 常不軽菩薩なる理想像 植木雅俊「仏教50話」(西日本新聞)の記述。 法華経の理想とする菩薩は常不軽(常に軽んじない)菩薩である。この名は中国南北朝時代の鳩摩羅什がサダーバリブータを訳したものだ。ところが西晋時代の竺法講は常被軽慢(常に軽んじ […]
2022年11月25日 / 最終更新日 : 2022年11月16日 webmaster 役者 人を否定的に見るクセ 岩松了氏は「あなたに似た人」(西日本新聞)でこう述べています。 演出家として映像と舞台の違いを聞かれることがある。こう答える「映像は山の頂を見る作業・舞台は谷底を見る作業」。真意はこうだ。映像は最高の一瞬を採れればOK […]
2022年11月16日 / 最終更新日 : 2022年11月24日 webmaster 学者 頭の良い人≠行為の人 寺田寅彦は「科学者とあたま」と題する評論でこう述べている。 頭の良い人はあまりに多く頭の力を過信する恐れがある。その結果として自然が我々に表示する現象が自分の頭で考えたことと一致しない場合に「自然のほうが間違っている」 […]
2022年11月11日 / 最終更新日 : 2022年11月11日 webmaster 医者 安全・健康・信用・成功・生 A 或る日、ネット上に次の秀逸な標語が掲載されていました。 1 安全とは危険を考えることである。 2 そもそも安全は存在しない。本来存在するのは危険である。 3 安全とは危険を除去または制御し、その対策が維持されて […]
2022年11月7日 / 最終更新日 : 2022年11月7日 webmaster 5者 一隅を照らす・地方に生きる 比叡山延暦寺を開いた最澄は「良い菩薩僧を養成するためには南都東大寺戒壇院で小乗戒を受けるのではなく京鬼門の比叡山に大乗戒壇を設け・ここで戒を受け・12年籠って山岳修行することが不可欠だ」と考えました。しかし、この構想に南 […]
2022年10月26日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 芸者 不安への対処・信仰と共感 コタロウ「売れっ子ホステスの会話術」(こう書房)の記述。 では人間が誰しも持っているツボとは何でしょうか?それは不安です。男は2つのタイプに分類できます。a不安を全く感じない男とb不安を感じる男です。まずaについて。不安 […]
2022年10月21日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 易者 うまくいくでしょうか? 小田全宏「最高の人生教科書・易経」(PHP)の記述。 人は易占に際して「この仕事はうまくいくでしょうか?」「この結婚はうまくいくでしょうか?」「この事業はうまくいくでしょうか?」「この病気は治るでしょうか?」と質問します […]