久留米版徒然草 Vol.50

「100分で名著」テキストが好き

私は「100分で名著」という番組のテキストが大好きなのであるが(番組自体は全く観ていないけど)何故こんなに好きなのか自分なりに考えてみると、たぶん「人が『好きな本』について語っているときにより伝わるのは『好きな本』自体ではなく『自分が好きな本の良さを伝えようと一生懸命になるその人』である」という構造を気に入っているからだと思う。私はどうも根本的にメタ志向の人間らしく、正義そのものよりも「正義とは何か」と斜に構えて考えるほうが好きであったし、政治そのものよりも「政治を俯瞰的に眺める感覚」のほうが好きなのだ。それはたぶん「名著」についても妥当する。名著について語る人の、その語り口が好きなのです。

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