2014年11月26日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 易者 黙示録的思考様式 堀川哲氏はキリスト教の倫理を次にようにまとめています。 世の中は不条理である。「何故この私ではなく、あんな悪い奴らがいい目を見るのか」と文句の1つも言いたくなる。この世の不条理に泣くとき、キリスト教の道徳があなたに救 […]
2014年10月24日 / 最終更新日 : 2023年12月17日 webmaster 易者 本の題名にかける呪い ある日の私のフェイスブックへの投稿です。 「何故**なのか」という題名の本が増えたのは最近のことだ。私はこの類の題名が好きではない。呪いが入っていると感じられるからだ。この題名は少なくとも次の4つの主張を含んでいる。①* […]
2014年9月17日 / 最終更新日 : 2023年12月17日 webmaster 易者 対等と同化との上に立った交友関係 林達夫氏は評論「父と息子との対話」において次のように述べています。 子供を友人としてのみ遇することが1つの行き過ぎであることはもちろん私とて十分承知しています。子供と大人との生理的・心理的・社会的・世代的相違というも […]
2014年8月6日 / 最終更新日 : 2023年5月15日 webmaster 易者 神様か御先祖様の使者 私は司試3回目のときに択一試験に落ちました。最初から2回連続パスしたことで択一をなめてしまい直前まで論文試験に集中しすぎたのです。1年がかりの勝負が6月で終わってしまい放心状態になりました。同じく択一に落ちた友人と「奥の […]
2014年7月4日 / 最終更新日 : 2022年10月3日 webmaster 易者 恩送りの構造 私はこのコラムで何度か人類学者レヴィ=ストロースに言及しました。レヴィ=ストロースは構造主義の大家であり1960年代の知的世界を席巻したのですが、現代日本では今ひとつ親しまれていません。しかしながら、個を極限にまで追求 […]
2014年5月26日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 易者 人は何故結婚するのか? 一昔前まで結婚しない人は変わり者扱いされていました。シングルの人は世間から「何故結婚しないの」と問われていたものです。が最近は風向きが変わりました。未婚率が増えています。そのような中「何故結婚するの」と問う人も増えてきま […]
2014年4月16日 / 最終更新日 : 2022年10月10日 webmaster 易者 地鎮祭の呪術的構造 地鎮祭は次の手順で行われるのが一般的。開式の辞(参列者が所定の座に着席し祭典を始める旨告げます)。修祓(神前で祓詞を奏上し大麻で祓い清めます)。降神(神籬に地の神様を招きます)。献饌(神前にお供え物をします)。祝詞奏上 […]
2014年3月13日 / 最終更新日 : 2024年3月15日 webmaster 易者 自分が存在しなくて良い状態を目指す 高橋桐矢「占い師入門」(雷鳥社)の記述。 メールで占っていたとき、毎週・毎日のように占いを依頼してくるお客がいた。同じ問題を何度も占っても意味はないし、占いに依存してしまうのは決して良いことではない。占い師として頼られ […]
2014年2月7日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 易者 観光寺・信者寺・檀家寺 中島隆信「お寺の経済学」(ちくま文庫)によるとお寺には観光寺・信者寺・檀家寺という種別があります。1観光寺(信仰心とは無関係に不特定多数の観光客が物見遊山で訪れる寺(京都の金閣・銀閣や鎌倉の大仏等・信仰を持たない観光客を […]
2014年1月6日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 易者 有利なこと・不利なこと 鈴木敦史「占いの力」(洋泉社新書y)の記述。 「見たい」という感情は今日の自分の運勢がどうなるのかを知りたいという欲求だ。というより人は誰しも自分の情報に敏感なのである。それも多くの情報が、大河の如く押し寄せるマスメディ […]
2013年11月6日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 易者 アメリカの呪いによる相続法 Lawyering氏はブログでこう述べています。 相続は必ず揉めると思っておくべきだ。(略)そもそも民法が揉めるようにできている。民法(家族法)は戦後アメリカの価値観が輸入されて作られた。それは何かと言うと家の解体である […]
2013年10月22日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 易者 占い道具の法則性 フェイスブック上に以下の記述がありました。 トランプは暦と深い関係がある。トランプにはダイヤやハートの赤いマークとクラブやスペードの黒いマークがある。赤い色のマークは日の出から日の入りまでの昼間を表し、黒い色のマークは日 […]