2012年6月20日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 医者 森田療法のマネ 森田療法は学生時代から知っていました。が森田療法による具体的治療方法を知ったのは弁護士になった後です。業務の中で疲れ果て自分の心が病となったら森田療法による治療を受けたいと私は考えていました。森田療法は森田正馬(1874 […]
2012年6月2日 / 最終更新日 : 2023年11月6日 webmaster 医者 信じることで生じるチカラ 高田明和氏は「うつ病克服の最強手段・言霊療法」(NHK生活人新書)でこう述べます。 米国のジョンズ・ホプキンス大学のリー・パーク博士らは精神科の外来患者15人に薬瓶を渡し「これは全く活性を持たない砂糖の錠剤です。しかし、 […]
2012年4月11日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 医者 社会生活上の医師? 小林正啓弁護士はブログでこう述べています。 「法の支配を社会のすみずみに」と恥ずかしげもなく言える弁護士はさすがに減ってきたようだが「弁護士は社会生活上の医師」と言う弁護士は未だに多い。司法修習生への貸与制実施に反対する […]
2012年3月5日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 医者 承諾義務・説明義務・搬送義務 医師が診療の結果、専門外の疾患を発見する場合・その疾患に対する経験を有しない場合経験はあっても施術する設備がない場合に、医師は患者を他の適切な医療機関に転送させまたは転医するよう患者に指示しなければなりません。これを転送 […]
2012年2月10日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 医者 100%白の証明? 尾藤誠司氏は「『医師アタマ』との付き合い方」(中公新書ラクレ)でこう述べます。 患者さんやご家族が、ごく一般的な感覚で「私は○○の病気じゃないですよね?」「ガンではないかどうか、徹底的に調べてください」などと言うことがあ […]
2011年12月20日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 医者 死は生理現象か病理現象か 昔、ある本で死は生理現象か病理現象かとが論じられていて面白かった記憶があります。一般に死は生理機能に障害が起こったため生じる病理現象と感じられています。が生物は死ぬべくプログラム化されており、プログラムの実行命令として死 […]
2011年12月9日 / 最終更新日 : 2023年12月20日 webmaster 医者 弁護士としての「誓い」 私の能力と判断力の限りを尽くして、この誓いと約定を守ります。 法的な知識と技術を私に授けてくれた人を深く敬い、これから法的技術を学ぼうとする人を私の兄弟同様にみなします。彼らがこの術を学びたいと求めるなら報酬も契約書も […]
2011年11月21日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 医者 侵襲的な医療から訴訟を考える 弓削孟文氏は「手術室の中へ」(集英社新書)でこう述べます。 1 手術は「侵襲」的な医療であり、慎重に選択されるべき方法である。 2 手術に対する強い反応を抑えるのが麻酔である。 3 全身麻酔は生きている体をいったん非常事 […]
2011年10月5日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 医者 無過失補償制度 医療過誤訴訟で主に争点となるのは過失の有無。重要なのは判断の時点です。行為時と裁判時には間隔がありますから事後的に判明した事情を判断要素に加えて良いかが問題となります。 大阪地裁医事部は審理の方針を次のように説明します […]
2011年9月3日 / 最終更新日 : 2023年12月20日 webmaster 医者 ダブルバインドの意味 ダブルバインドの概念を定式化したG・ベイトソンの論文は精神分裂病の原因や治療法の分析・解明に向けられたものです(井上俊他「命題コレクション社会学」筑摩書房59頁)。これを理解するには「命題の自己言及」を把握する必要があり […]
2011年7月26日 / 最終更新日 : 2023年5月12日 webmaster 医者 捜査官の尋問? 尾藤誠司「『医師アタマ』との付き合い方」(中公新書ラクレ)に以下の記述があります。 医療における問診とは捜査官の尋問のようなもので決して普通の会話ではありません。質問を始めた瞬間から医師は被疑者(患者さんを悪くしている原 […]
2011年6月24日 / 最終更新日 : 2024年6月25日 webmaster 医者 ストレスの積極的な意義 ドストエフスキーは「地下室の手記」(新潮文庫)でこう述べています。 だが、くどいようだが、ぼくは百度でも繰り返して言いたい。たった一度、本当にたった一度かもしれないが、人間がわざと意識して自分のために有害な、愚かなこと、 […]