2019年9月12日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 役者 演じることと遊ぶこと 多くの言語に於いて「演じる」という言葉は「遊ぶ」という言葉と重なります。その意義について「演劇学のキーワーズ」(ぺりかん社)は述べます。 遊びの中には勝敗や巧拙を決定する規則が前提される。自発的に参加することにもとづく自 […]
2019年8月5日 / 最終更新日 : 2022年10月1日 webmaster 役者 歌詞によるエッセイのようなもの(その2) 「探し物は何ですか?見つけにくいものですか?」 20歳の頃は探し物に熱中していた。本当の自分?生きる意味?これらを自分の内面で探そうともがいていた。そんなことが出来るはずもなく、いやおうなしに社会の中で生きることを模 […]
2019年6月26日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 役者 善と悪をより合わせた糸で編んだ網 小田島雄志氏は「シェイクスピア名言集」でこう述べています。(180頁) 人間の一生は善と悪をより合わせた糸で編んだ網なのだ(「終わりよければ全てよし」)。 シェイクスピアはしばしば「市民1」とか「召使い2」とかいった無 […]
2019年5月22日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 役者 与えられた役柄をこなしている自分を評価する 村上春樹氏は期間限定ブログ「村上さんのところ」でこう述べます。 人はみんな、それぞれに役柄を与えられて生きています。その役柄をこなすことと自らに正直であることは必ずしも一致しません。というか一致しないことのほうが多いか […]
2019年4月17日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 役者 歌詞によるエッセイのようなもの(その1) 「小さい頃は神さまがいて不思議に夢を叶えてくれた」 幼い頃は不思議な力が働いていて物事は自然と進行していた。齢を重ね、不思議な力の大部分は大人たちの陰の努力の賜物であったことを知る。同時に優しさの反対側の寂しさの意味も多 […]
2019年3月8日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 役者 映画等の短評(3本) 「聖の青春」を拝見。映画には独特のフィクションが織り込まれている。タイトル戦の打ち上げを羽生さんと抜け出し近くの店で「デート」するなど故村山聖八段が願いながら叶えられなかった夢である。映画の中でくらい夢を見せてあげたいと […]
2019年2月4日 / 最終更新日 : 2022年9月30日 webmaster 役者 ある脚本家の女性観 脚本家デヴィッド・ルヴォー氏は対談の中で次のように語っています。 ルヴォー 売れるかどうかを推進するのは女性である。秘密の権力を握っているのは女です。 でも女性に媚びてるものを女性が喜ぶとも限らない。そこは凄く女性は […]
2018年12月28日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 役者 2手目を読むのが難しい 「ログミー」で羽生さんが3手の読みについて解説しておられます。 棋士というのがどんな風なプロセスで思考しているのかということについて話をしていきたいと思います。一番その基本になるのが「読み」というものなんです。「読み」と […]
2018年11月21日 / 最終更新日 : 2024年10月14日 webmaster 役者 相手を殺す・自分を殺す 「聖の青春」(森義隆監督)主演の松山ケンイチさんはこう述べます。 (質問) 将棋は勝つか・負けるかの世界です。勝負の世界について感じることは? (松山) 自分の中の何かを殺さないと出来ない世界だということ。役者の世界も全 […]
2018年10月15日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 役者 人生はどうせ一幕のお芝居なんだから 私は役者9で「世界は劇場・人生は演劇・人間は役者」というシェイクスピアのセリフを引用しています。その上でこう述べています。「弁護士は役者であるとともに相談者の演じる役者性を眺める観客でもある。相談者は言葉によって自己が属 […]
2018年9月13日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 役者 仕事と家庭の葛藤・折り合わせる努力 映画「おやすみなさいを言いたくて」(2013ノルウェー他)を拝見。 (紹介)報道写真家レベッカは死と隣り合わせの中で写真を撮り続けている。彼女が精力的に仕事に取り組めるのは理解ある夫と子供2人のおかげだった。カブールの取 […]
2018年8月6日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 役者 正義とは何か?を考えさせるウルトラマン 「帰ってきたウルトラマン」第33話「怪獣使いと少年」は以下の筋書き。 沈んだ画面の中で貧しい少年・良が河原を毎日スコップで掘っている。彼は「宇宙人」と呼ばれ地元の中学生から壮絶なイジメを受けている。少年は中学生たちから […]