2020年11月25日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 役者 人生を使い切ったという安堵 樹木希林さんの言葉。<人生を使い切った名優>の言葉は心に浸みます。 1 靴下でも、シャツでも、最後は掃除道具として使い切る。人間も十分に生きて「自分を使い切った」と思えることが人間冥利に尽きることだと思う。 2 「がんは […]
2020年10月19日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 役者 力の衰えの表現方法 内藤國雄九段が「芸事」と「将棋」の違いに関して述べています(将棋世界)。 同じ技能でも一方は「力の衰えを頑として認めない」のに一方は「オーバーに認める」。その大きな違いが面白い。どうしてそういうことになるか?不思議な気が […]
2020年9月9日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 役者 全体主義の特徴と対抗する演出 鷲田清一教授の「折々のことば」(朝日新聞)から。 ファシズムにおいて禁じられるのは「反ファシズムの発言」などではなく「沈黙」なのだ(四方田犬彦「前衛と猫かぶり」すばる6月号)。ファシズムは「人に沈黙を強いる制度」のように […]
2020年8月3日 / 最終更新日 : 2022年10月9日 webmaster 役者 外国で制作された映画の感想2つ 「セザンヌと過ごした時間」。エクス・アン・プロヴァンスで同じ中学校を過ごしたセザンヌとゾラ。母子2人で貧しいアパルトマンに住むゾラはフランスの国籍さえ持たぬ移民の子。セザンヌは裕福な銀行家の息子。両者は親友だが夢の実現に […]
2020年6月26日 / 最終更新日 : 2024年10月14日 webmaster 役者 歌詞によるエッセイのようなもの(その5) 「そいつの前では女の子。つーんとおすまし、それは何?」 私は若い頃、身なりに全く関心がなかった。自分の金で服を買った記憶が無い。しかし、この仕事を始めて以降、多少は「外から見える自分」を意識するようになった。朝出掛ける […]
2020年5月22日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 役者 自分の中にある悪の認識 樹木希林さんは映画「あん」の取材で啓蒙的話ではなく自分の言葉でこう語りました。 私も人生にいろんな出来事がありましたけれども、自分の側に原因を持ってきて考えるとなかなか良い解決方法が出来るんですよ。いつまでも人のせいにし […]
2020年4月10日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 役者 原発事故映画の意義と問題点 映画「Fukushima50」を観る。良く出来た作品であるが、問題点も多い。 大衆映画において「ある対象に光を当てるために反対の対象を黒く描く」のは常套手段なのかもしれないが、当時の野党が流したデマ(事実か否か良く判ら […]
2020年3月6日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 役者 歌詞によるエッセイのようなもの(その4) 「誰かに盗られるくらいなら貴方を殺して良いですか?」 日本で摘発される殺人事件のうち半数以上は親族間殺人である。親族間殺人は日本の伝統的な犯罪類型であり今に始まった話ではない。親族なのに殺す?と読んではいけない。親族 […]
2020年2月3日 / 最終更新日 : 2022年10月9日 webmaster 役者 若い世代の感覚を取り入れて舞台に立ち続ける 羽生さんが永世七冠を達成したときのFB友との意見交換。 A 理恵さんは貴重な羽生家事情をツイートしてくださるのですが、それによると羽生さんは藤井四段との対戦を喜んでいたようです。若い人しか認識していない未来の将棋の片鱗を […]
2019年12月25日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 役者 和解におけるシテ(本人)への配慮 ブログ「Practice of Law」に以下の記述があります。 和解期日には必ず依頼者の同席を求め、どうしても支障がある場合には電話などで連絡可能な状況で待機してもらうことが必要である。依頼者の同席がないまま「この […]
2019年11月25日 / 最終更新日 : 2024年10月14日 webmaster 役者 歌詞によるエッセイのようなもの(その3) 「卒業証書抱いた傘の波にまぎれながら自然に貴方の横並ぶように歩いてたの」 ただのクラスメイト「だから」「なのに」「だけで」という僅かの言葉で甘酸っぱい感情を表現する松本隆の作詞技術が素晴らしい。ピッタリとしたメロデイー。 […]
2019年10月21日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 役者 高校生の模擬裁判 前田司郎「口から入って尻から出るならば、口から出る言葉は」(晶文社)はこう述べます。 僕は中学高校と男子校で演劇部もなかったので、みんながうらやましい。甲子園の試合の方がプロ野球の試合より面白いように、高校演劇はプロの演 […]