2015年5月11日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 5者 今に生きられない男・ドキュメンタリーな女 中村修治さんはフェイスブックでこう書かれています。<男はなぁ、全然いまを生きてられないんだよぉ。入院なんかした日にゃ、たいした人生でもないのに語るんだよぉ。自分史みたいな自費出版をする奴は全部男だよぉ。戦場で野垂れ死にす […]
2015年3月30日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 5者 弱者ベースの制度から市場原理への転換 内田樹先生はブログでこう述べておられます。 国民国家解体の動きはもうだいぶ前から始まっていました。 医療・教育・行政・司法に対する「改革」の動きがそれです。これらの制度は「国民の生身の生活を守る」ためのものです。(略)で […]
2015年2月20日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 5者 故山本満雄さんの意志を継ぐ 私は大学5年生になって司法試験勉強を始めました。憲法・民法・刑法の基本書を読み始めました。哲学と社会学で行き詰まっていた自分にとって読み進める作業は本当に楽しく2ヶ月程あっという間に過ぎました。が、勉強の成果を確かめよう […]
2015年1月19日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 5者 大人の寛容性を子どもに示す 小学生の頃、新聞配達をしているとき誤って道路脇の小川に落ちてしまいました。たくさんの新聞が流されてゆくのを唖然と見つめました。泣きながら配送所に戻ったのですが所長さんは1言も怒らず、ずぶ濡れになった私を気遣ってくれました […]
2014年12月5日 / 最終更新日 : 2024年2月25日 webmaster 5者 出来る出来ない・資産と負債・受け取る与える 「行って帰る」物語が魅力的なのは帰ってきた人に成長が認められるときです。行きと帰りとでは見える風景が違います。折り返し地点から振り返る視線を感じたときに社会はその人に成長したとの賛辞を与えます。これを次の3つの視点で考え […]
2014年11月4日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 5者 「二重の推定」の怖さ ある先生が次のなぞなぞを出題しています。「普通は細くて小さいのですが、肝心なときに備えて太く大きいものにする人がいます。黒光りするモノが好まれるようです。ことが済んだらティッシュで拭きます。手入れが悪いとカスがつまって使 […]
2014年9月26日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 5者 教育とは修行である 8月31日とは宿題を終わらせる日のことであった。「夏休みの友」は天気を調べてテキトーに書きなぐった。何故無意味な宿題を出すのか?教師に聞いてみたが、教師は「馬鹿たれ」といって答えなかった。教師も意味など考えていなかったの […]
2014年8月22日 / 最終更新日 : 2023年12月17日 webmaster 5者 分裂した自己意識の統合した形式による供養 私は理系少年でした。中学2年生の時にアマチュア無線の免許を取得し、新聞配達の給与を貯めたお金で無線機を購入。中学卒業時は久留米工専も受験しています。高校3年生の進路別クラス編成でも理科系クラスに入りました。しかし途中で嫌 […]
2014年7月15日 / 最終更新日 : 2023年12月17日 webmaster 5者 投下資本回収のリスク 富家孝「危ないお医者さん」(ソフトバンク新書)はこう述べます。 世間では医者は高額所得者と見られており医者になったら一生安泰だと考える人が多い。しかし、はたして本当にそうだろうか。まず医者になるためにはいくらかかるのか見 […]
2014年6月9日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 5者 デタッチメントとコミットメント 内田樹先生のブログの記述から。 メディアは「ゆらいだ」ものであるために「デタッチメント」と「コミットメント」を同時的に果たすことを求められる。「デタッチメント」というのは、どれほど心乱れる出来事であっても、そこから一定の […]
2014年5月7日 / 最終更新日 : 2024年1月13日 webmaster 5者 神無き世界の不条理劇 演劇は2000年以上の歴史があります。一般的な進行は何かの事件が起こること。何かの事件が起きて何かの意味で解決する。それが物語として成立する。この「演劇の文法」を破る作品が1953年に上演されます。<反演劇>の異名を持つ […]
2014年3月25日 / 最終更新日 : 2024年1月13日 webmaster 5者 世間との距離感・和而不同 小学生の時、担任の先生から「大きくなったら何になりたいか」という課題で作文を書かされたことがありました。私は「仙人になりたい」と書きました。自分なりに真剣に書いたのですが、先生から「真面目に書け」と怒られてしまいました。 […]