2008年10月8日 / 最終更新日 : 2023年10月10日 webmaster 医者 親の意向と人生選択 山本圭一「悪い歯医者」(データハウス)は以下のように述べます。 医学部や歯学部に進学した学生の中で親の強い勧めに従った人は全体の8割を超えるのじゃないかと思います。そして、そうした学生のうち親が医師や歯科医師である割合は […]
2008年10月4日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 易者 心理学の実践的活用 アメリカの心理学者フォアは一般的な性格記述を利用するといかに簡単に人ををだませるかを次のような方法で実験しました。次の文章が自分に当てはまるかどうか答えさせるというものです(村上宣寛「心理テストはウソでした」講談社+α文 […]
2008年9月29日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 芸者 風俗嬢の上層と下層 清水草一「港区ではベンツがカローラの6倍売れている」(扶桑社新書)はこう述べます。 貧乏人が常連客となることなどまず不可能なそうした高級店のソープ嬢は容姿が端麗であるばかりではなく一流の世界で生き抜く顧客達の要求レベルに […]
2008年9月21日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 学者 入試における却下判決 平野龍一博士は名著「刑事訴訟法」(有斐閣法律学全集)でこう述べます。 訴訟追行行為は裁判所に対して判断を求める行為であって、さらに申立・主張・立証に分けられる。申立とは裁判所の一定の意思表示を求める行為であり、主張とはこ […]
2008年9月17日 / 最終更新日 : 2024年6月20日 webmaster 役者 他者から要求されるものと自分がやりたいことの調和 中園健司氏は「脚本家」(西日本新聞社)でこう述べています 意に添わない仕事を断る自由はありますが、けっこう勇気がいることです。仕事をして「駄目」の烙印を押されたら二度と声をかけてはもらえません。フリーランスですから当然の […]
2008年9月13日 / 最終更新日 : 2024年9月24日 webmaster 5者 弁論における論理性と情熱性 「440HyperBlog」に滝井繁男・元最高裁判事の発言があります。 最高裁判所の法廷には他の法廷とは異なる独特の雰囲気があって、限られた時間内にどのような弁論をするのが有効適切なのかは、当事者にとって悩ましく思うこと […]
2008年9月5日 / 最終更新日 : 2024年2月24日 webmaster 医者 モンスタークライアントと専門職の難儀 産経新聞取材班「溶けゆく日本人」(扶桑社新書)の記述。 中でも小児科では非常識な親への対応に頭を痛めている。東京都内で小児科クリニック院長を務める小児科医(35)は「薬を出せと言うのも子供のためというより自分がゆっくり寝 […]
2008年9月1日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 学者 奨励会とロースクール プロ棋士になるには日本将棋連盟の奨励会に入り四段にならなければなりません。片山良三氏はこう述べます(「波乱盤上・将棋界の光と影」あすか書房182頁)。 ほとんどの少年は入会して1月もしないうちに自分が抱いていた大いなる「 […]
2008年8月21日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 易者 アメリカにおける弁護士ジョーク 弁護士なる職業は美化されたイメージで語られることがある一方、差別的なイメージで語られることも少なくありません。判例時報№2000はアメリカにおける弁護士ジョークをとりあげて分析の対象としています。短くて判りやすいジョーク […]
2008年8月17日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 芸者 三高と三低 北村文他「合コンの社会学」(光文社新書)の記述。 「三高」とはバブル時代の全盛期に流行った言葉で、言うまでもなく「高収入」「高学歴」「高身長」の男性のことを指す。それに対し「三低」とは、女性に対して「低姿勢」、家事などは […]
2008年8月9日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 役者 顧客から見える事務所の風景 渡辺武信氏は「住まい方の演出」(中公新書)を次のように構成します。 第Ⅰ部 登場と退場 第1章(玄関扉・開き方に現れる文化)第2章(上がり框・内と外の感覚)第3章(階段・上り下りの演劇性)第4章(障子と襖・気配の伝達) […]
2008年8月5日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 5者 易者知と学者知の調和 池内了氏は「疑似科学」をこう分類します(「疑似科学入門」岩波新書)。 第1種疑似科学 難問を解決したい・未来がどうなるか知りたい、そんな人間の心理につけ込み、科学的根拠のない言説によって人に暗示を与えるもの。 第2種疑 […]