2020年10月19日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 役者 力の衰えの表現方法 内藤國雄九段が「芸事」と「将棋」の違いに関して述べています(将棋世界)。 同じ技能でも一方は「力の衰えを頑として認めない」のに一方は「オーバーに認める」。その大きな違いが面白い。どうしてそういうことになるか?不思議な気が […]
2020年10月14日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 学者 過去形による保証の要否(陳述書のスタイル) 阿部公彦「100分で名著・夏目漱石スペシャル」にの記述。 近代小説では基本的に語られた出来事は既に「過去」に起きたこと、それを事後的に報告するという形式になっています。これがリアリティを保証するための約束事となるわけです […]
2020年10月8日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 医者 人間を判っていないという自覚による学びの継続 青木省三「こころの病を診るということ」(医学書院)に以下の記述があります。 初々しい研修医時代を経て患者さんを診るようになった精神科医が、精神医学や精神療法を学ぶにつれて「自分は(誰よりも)人のこころがよくわかる」という […]
2020年9月28日 / 最終更新日 : 2023年11月2日 webmaster 5者 プロとアマチュアの違い 編集に協力している郷土史雑誌「あげな・どげな」の6周年感謝祭で行ったスピーチ。 本日は6周年おめでとうございます。私は第4号から「ぶらり筑後史」という枠をいただいて執筆をしている者です。本業は弁護士をやっています。現住所 […]
2020年9月23日 / 最終更新日 : 2022年12月25日 webmaster 芸者 明るさの中の暗さ・暗さの中の明るさ FB友伊崎祐介さんの記述。 あるライヴの最後に会場の皆さんも一緒に歌おうということなり「上を向いて歩こう」を演奏することになったのですが、その時「あるコード」にハッとさせられたのです。それはサビの部分でした。キーはG・ […]
2020年9月14日 / 最終更新日 : 2024年10月14日 webmaster 易者 お墨付きを与えること 「あなたの未来を占う2018年前半」(PHP)の記述(127頁)。 西洋占星術をかじってみると、私は個人の性格や資質をあらわす10の天体の内、半分の5つが天秤サインにある超天秤座人間でした。私自身もなんとなく自分は極端な […]
2020年9月9日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 役者 全体主義の特徴と対抗する演出 鷲田清一教授の「折々のことば」(朝日新聞)から。 ファシズムにおいて禁じられるのは「反ファシズムの発言」などではなく「沈黙」なのだ(四方田犬彦「前衛と猫かぶり」すばる6月号)。ファシズムは「人に沈黙を強いる制度」のように […]
2020年9月4日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 学者 弁済後一部免除型和解の意義 ブログ「プラクティス・オブ・ロー」の記述。 訴訟上の和解で悩ましいのは請求金額から相当減額して和解に応じる場合、履行されなかった場合は依頼者は立つ瀬がないということである。その場合、和解を無効にして訴訟を継続できればいい […]
2020年8月31日 / 最終更新日 : 2022年10月12日 webmaster 医者 立てても歩けても救急車 Cadot「ナースが語る交通事故後の対応」の記述。 ナースに聞いた話ですけど病院の受付に来て保険証を出したとたんバッタリ倒れてそのまま帰らぬ人になるパターンがたまにあるとのこと。よく調べると内臓にダメージを負っていて内 […]
2020年8月21日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 5者 著者の視点・編集者の視線 このコラムは「書き溜め」によって継続されている。アップする日よりずっと前に書かれたコラムが読者の前に現れるようになっている。本稿を書いているのは2018年2月8日。しかし訟廷日誌「5者のコラム」管理表によると、既に202 […]
2020年8月17日 / 最終更新日 : 2024年10月14日 webmaster 芸者 20歳の時には判らなかった大人の真実 ビジネス・インサイダー・ジャパンに次の記述がありました。「20歳の時には判らなかった大人の真実・7つ」という題名です。興味深いので紹介します。 1 欲しいものを手に入れるためには長期間・一生懸命働かなければならない。 […]
2020年8月12日 / 最終更新日 : 2024年10月14日 webmaster 易者 選べるのは何を捨てるかだけ 麻雀格言「どんな牌が来るかは選べない。選べるのは何を捨てるかだけ。それが選択というものの本質ではないか。」 弁護士も「どんな事件が来るか」は偶然です。「どんな依頼者が来るか」も偶然です。「どんな裁判官に当たるか」「どんな […]