2016年12月7日 / 最終更新日 : 2025年4月3日 webmaster 因果関係の意味:医学と法学 「因果関係」という言葉は、医学と法学で異なる意味で使われています。自然科学に属する医学と社会科学に属する法学の存在意義の違いにもとづくものと言っても良いでしょう。 1 医学的因果関係 自然科学に於ける因果関係は、前提 […]
2016年10月25日 / 最終更新日 : 2024年5月5日 webmaster 自賠責と弁護士費用 交通事故による損害賠償請求訴訟において、弁護士費用を認容額の10%程度、相当因果関係のある損害として加害者に負担させるのが判例の一般的な見解です。例えば5000万円を基本損害とすると500万円の弁護士費用分が加わります。 […]
2016年8月1日 / 最終更新日 : 2024年5月5日 webmaster 移送の申し立て 裁判所間で裁判権を・どの裁判所が・どの範囲で行使するかを決めることを「管轄権の定め」と言い、訴訟法で規定されています。管轄権のある裁判所に訴訟を提起した場合、その裁判所で審理をするのが通常ですが、その裁判所の判断で他の裁 […]
2016年5月11日 / 最終更新日 : 2024年7月10日 webmaster 弁護士会ADR2 「弁護士会ADR」(13/9/30)で裁判外紛争解決手続につき報告しています。今般、2回目のADR仲裁人を担当たので、その報告です。 本年2月15日、弁護士会事務局から「2月に申立が為された事件について仲裁人を引き受け […]
2016年3月2日 / 最終更新日 : 2024年5月5日 webmaster 過払金支払いを免れるための別会社悪用 利息制限法違反の利息を収受したサラ金業者が過払金支払を免れるため別会社を設立して新たに貸付業務を行うケースが見受けられます。以下は久留米に支店を有していた貸金業者Sの大株主*が別会社を設立し・S顧客を別会社に誘導(同じビ […]
2016年1月8日 / 最終更新日 : 2024年5月5日 webmaster 会社の清算を巡る訴訟 会社は資本労力の結合・企業危険の分散という意義がある反面、一部の者が他者の利益を犠牲にして自己利益を追求する弊害も生じ得ます。会社法は訴訟・非訟・罰則など公法的色彩の強い手続規定も設けています。以下は会社清算を巡る取締役 […]
2015年10月7日 / 最終更新日 : 2024年7月25日 webmaster 交通事故後の拡大損害と医療水準 民法上の損害賠償責任は行為から通常生ずべき損害の賠償にとどまります。交通事故による治療が絡む場合、賠償すべき治療範囲は医師が通常の医療水準に従って行われた医療行為に限られます。医療水準にみたない医療行為が行われ損害が拡大 […]
2015年6月24日 / 最終更新日 : 2024年5月5日 webmaster 未収金と分割払い 専門職に対する生活困窮者のニーズを金銭的裏付けのある需要(有効需要)に変えるためには社会的制度が必要です。そしてこの制度を維持するためには利用者が約束を守ることが不可欠です。約束を守らない人が多くなると制度全体が破綻する […]
2015年3月2日 / 最終更新日 : 2024年11月13日 webmaster 公示催告・除権判決 私は東京に所在する裁判所の全審級に出廷したことがあります。最高裁・高裁・地裁・家裁・簡裁です。私が(訴額が小さい)東京簡裁に出廷したのは「公示催告・除権判決」という特殊な手続を行うためでした。有価証券に関する勉強機会と思 […]
2014年12月22日 / 最終更新日 : 2024年5月5日 webmaster 後遺障害認定に対する異議申立 交通事故賠償において後遺障害等級認定が如何に為されるかは大きい問題です。自賠責認定が後の訴訟を拘束するわけではないとしても賠償額は認定された後遺障害等級を踏まえて議論されるのが通常です。被害者代理人は認定等級に疑問があれ […]
2014年11月17日 / 最終更新日 : 2024年5月5日 webmaster 競業避止義務 顧問会社から寄せられる質問に従業員退職後に競業避止義務を課することの可否があります。従業員が競業他社に就職したり、類似会社を設立し自社の利益を侵害することを良く思わない経営者が多いからです。以下は企業に提出した意見書の抜 […]
2014年6月27日 / 最終更新日 : 2024年2月1日 webmaster 被害者側から見た素因減額 非典型後遺障害に関しては(交通事故と症状の相当因果関係が認められる場合でも)被告損保会社から素因減額の主張が出されることが多く被害者側は更なる主張立証を余儀なくされます。以下は某事案において被害者原告側で主張した書面です […]