歴史コラム(ウェブサイトによる郷土史発信)
私は「久留米郷土研究会」なるグループに属しています。月1回の例会では各会員が自分が関心を持つテーマを卓話として発表する機会があります。私は過去この卓話において「インターネットによる郷土史の発信」の題名で3回ほど話をさせていただきました。その都度、ウェブサイトで発表した「歴史散歩」の記事を印刷して製本し会員に配布するとともに製本した各一部を久留米市民図書館に寄贈しました。今も書架に並んでいます。素人の私にとって光栄なことです。
本年11月25日、私は4回目の卓話の機会を与えられました。今回はウェブ上の郷土史「発信」自体を会員の皆様に体感していただこうと考えて紙媒体による配布は行わないことにしました。「紙情報から電子情報へ」という現代社会の流れを実感していただきたいと思ったのです。
この卓話中の写真を撮影して、管理画面に貼り、リアルタイムでアップします。
過去の膨大な紙資産が図書館や研究室や書店に眠っています。これらの紙資産を自分で読む人は現在あまり多くありません。私は時折それらにアクセスし文章として取り纏めてウェブサイトにアップロードしています。現代社会においては<ネット上にアップしさえすれば>結構な方々が読んで下さるからです。私は貧弱なウェブ発信技術しか持っていません。けれども、ささやかな発信でも「将来何らかの役に立つ」ことを信じ、私はこれからも発信を続けていくつもりです。
* 上記写真はフェイスブック友である林田さんに撮影してもらったものです。林田さんの了解を得てフェイスブック上でコピーし、自分のノートパソコンに取り込みました。そこからウェブサイト管理ソフト「ワードプレス」を使ってアップロードし原稿に張り付けています。