2017年4月7日 / 最終更新日 : 2023年10月28日 webmaster 医者 自殺企図者に対応する 生越照幸「自殺問題と法的支援」(日本評論社)は自殺企図者の心理をこう説明します。 ①絶望的なまでの孤立感、②生きている意味がない感覚、③極度の怒り、④苦しみが永遠に続く確信、⑤心理的な視野狭窄、⑥不気味な諦め、⑦全能の幻 […]
2017年2月27日 / 最終更新日 : 2023年10月28日 webmaster 医者 自宅で死ぬリスク 自宅で死にたいと願う人は少なくありません。しかし家族のことも考えておく必要があります。「ドクタースマート」には次の記述があります。 在宅で死亡したら、ほとんどの場合、お母様が亡くなったら、死んでいるにもかかわらず救急車を […]
2017年1月25日 / 最終更新日 : 2023年10月28日 webmaster 医者 聞く・見る・対等・専門・読む 熊倉伸宏医師は医療面接の要素を5つ指摘します(「面接法」新興医学出版社)。 1 聞くこと:面接の入門者は、必ず話を「よく聞くこと」が大切と教わる。そんなことは言われなくても判っていると言いたくなるほどである。相手は生きた […]
2016年12月16日 / 最終更新日 : 2023年11月13日 webmaster 医者 他人のツラい義務を引き受けること 中川恵一医師はこう述べています(「専門書が伝えないがんと患者の物語」新潮新書)。 エリートとは偉そうにしている人のことではありません。他人の辛い義務を代わりにこなせる人のことです。昔の医者は「大丈夫」と言ってあげることで […]
2016年11月15日 / 最終更新日 : 2023年10月28日 webmaster 医者 長期的観点の刑事政策 米山公啓医師は「医学は科学ではない」(ちくま新書)でこう述べます。 ヒポクラテスは病気を超自然的な現象と区別しようとした。ヒポクラテスは病名というものを作らずに、病気の観察をじっくり行うことで、病気の観察から病気の予 […]
2016年10月3日 / 最終更新日 : 2024年7月22日 webmaster 医者 長生きできない職業? 将棋の内藤國雄九段がこう書かれていました。 一般に綺麗なもの・美しいものを扱う職業は長生きし、汚いものを扱う職業は短命だと言われている。例えば音楽の指揮者・高僧(宗教家)・画家などは長生きのトップにあげられる。これらは綺 […]
2016年8月31日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 医者 身体を使った感情表現・心療内科との連携 河合隼雄編「ユング派の心理療法」(日本評論社)に以下の記述があります。 日本語には身体を使った感情表現が多い。たとえば「頭が痛い」(困っている)「目がくらむ」(理性を失う・多忙・めまいがする)「胸がどきどきする」(不 […]
2016年7月20日 / 最終更新日 : 2023年11月2日 webmaster 医者 供給過多なのに需要減少という業界 「ビジネスジャーナル」に次の記述があります(神樹兵輔)。 ところが90年代に入り次々と保険診療の幅が広げられたことで高額な自由診療による儲けは期待できなくなります。そのうえ厚生労働省は歯科医師が不足と見立て、歯科大学の新 […]
2016年6月17日 / 最終更新日 : 2023年11月2日 webmaster 医者 精神疾患の生物学的要素と社会的要素 NHK「病の起源うつ病」を拝見。対象となる脳内部位は偏桃体。身の危険を知らせるために生物体として発達した器官だ。人類の進化に従い偏桃体は天敵だけでなく孤独にも反応するようになる。記憶により反復され言語により拡散されるよう […]
2016年5月13日 / 最終更新日 : 2023年11月2日 webmaster 医者 患者名人となる5ヶ条 長尾哲彦医師は「患者名人となる5か条」を定めているそうです(西日本新聞)。 1 受診前に症状説明を予習する(医師に直ぐ説明できるように確認しておく・時間がかかると貴重な診察時間を無駄にする) 2 医師の質問を良く聞く(医 […]
2016年4月4日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 医者 弁護士専門認定制度 現在、弁護士に関し医師のように「何が専門か」を公的に認定する制度はありません。そこで「弁護士専門認定制度」を設けてほしいとの要望が出ているようです。 この制度に関してブログ「黒猫のつぶやき」に以下の記述があります。 […]
2016年2月25日 / 最終更新日 : 2023年11月2日 webmaster 医者 戦士たちの討ち死に 吉岡秀人氏はHUFFPOSTSCIETYで次のように述べています。 あの頃の医師たちは自分たちが従事しているのがサービス業だと理解していなかっただろう。自分たちは福祉や社会保障の分野の一員だと理解していた。だからサービス […]