2023年4月3日 / 最終更新日 : 2023年3月27日 webmaster 医者 ビョーキの完治宣言 医者に擬えて弁護士業務を比喩的に論じてきました。その中で一番心に残っているのは富田伸先生から教示を受けた次の言葉です。「少なからずの精神科医は自らの抱えている精神的問題(あえてそれをビョーキと呼ぼう)を解決すべくこの門を […]
2023年2月24日 / 最終更新日 : 2024年10月3日 webmaster 医者 リスペクトされる存在 初期のコラムで「持つべき友は医者と弁護士と神父」という諺を紹介しました。市場原理と異なる人格的出逢いの中においてクライアントとプロフェッションの深い信頼関係が形成されたことを強調しています。「医者」の項目を終えるにあたり […]
2023年1月25日 / 最終更新日 : 2023年1月18日 webmaster 医者 仕事場を閉鎖するときの難儀 「ドクターサポートネット」に以下の記述がありました。 高齢や健康上の問題でクリニックを閉鎖しようと思っても容易ではありません。クリニック開業の時は様々な業者が無料で手伝って下さいますが、閉鎖となると業者にとって商品を買っ […]
2022年12月16日 / 最終更新日 : 2024年10月8日 webmaster 医者 系統立てた態度教育 磯部光章「話を聞かない医師・思いが言えない患者」(集英社新書)はこう述べます。 筆者が30数年前に医学部の学生だったときに患者とのコミュニケーションというのは全く習っていない。その概念さえ無かったように思う。研修を受ける […]
2022年11月11日 / 最終更新日 : 2022年11月11日 webmaster 医者 安全・健康・信用・成功・生 A 或る日、ネット上に次の秀逸な標語が掲載されていました。 1 安全とは危険を考えることである。 2 そもそも安全は存在しない。本来存在するのは危険である。 3 安全とは危険を除去または制御し、その対策が維持されて […]
2022年10月7日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 医者 医師への注意喚起 ロバート・テイラー「医の知の羅針盤」(MEDSI)が医師に注意を喚起しています。 弁護士も気を付けましょうね。 1 ときには自分の脈拍をとろう(自分自身の健康にも留意すること) 2 仕事だけが人生ではない(仕事の […]
2022年8月29日 / 最終更新日 : 2022年9月28日 webmaster 医者 無病息災より一病息災 自分の中の悪の認識 膝の内視鏡手術から4ヶ月経った日のFBへの投稿。 昨日はリハビリの日。理学療法士の方から「手術前よりも健康そうですね」と声を掛けられた。たしかに体の調子が良い。肩の凝りも全く無くなった。自宅でも行うようにした筋力回復訓練 […]
2022年7月21日 / 最終更新日 : 2022年11月2日 webmaster 医者 他者を攻撃する毒と成熟による甘み 南雲吉則医師は「空腹が人を健康にする」(サンマーク出版)で述べます。 自然界の動物が、コーヒーの実やお茶の葉っぱをどんどん食べたら、その植物は滅んでしまいます。そこで食べると吐き気を催すような毒を持つようになりました […]
2022年6月17日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 医者 主訴・要望・希望 藤野雄次編「そのとき理学療法士はこう考える」(医学書院)の記述。 「主訴(chief complaint)CC」は疾病や障害に関する対象者の主な訴えのことで、現在最も困っていることや苦痛に感じていることを対象者のことばで […]
2022年5月12日 / 最終更新日 : 2022年12月8日 webmaster 医者 職業規範と現実の相克 先崎九段がうつ病から数ヶ月でプロ将棋に復帰できた背景には精神科医である兄の存在が大きかったと感じます。先崎学「うつ病九段」(文藝春秋)から引用。 「うつ病が未だに心の病気といわれている・うつ病は完全に脳の病気なのに」「う […]
2022年4月8日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 医者 看護師って大変! 「ぴんとこなーす」さんが漫画で次の表現をしています。看護師って大変。 1 あなたに今からこの4人の方々をお任せします。 2 Aさんは体が不自由です(転ぶと骨が折れます)。Bさんは手が届く所にあるものを何でも口に入れてしま […]
2022年2月28日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 医者 エリート集団内部の対立 鳥集徹「医学部」(文春新書)の記述。 医学医療界では抗ガン剤・がん検診・ワクチン・医療事故といった問題で立場や考え方の違いから対立することが良くある。特に学会で主流にある医師たちは治療推進派や医療擁護派の側に立ちがちで、 […]