2017年9月29日 / 最終更新日 : 2023年10月28日 webmaster 5者 多面体として生きる 井上ひさし氏は「the座6号」で宮沢賢治に関しこう述べています。 人間は多面体として生きる方がよろしいと説いているように見えます。野に立つ農夫も四六時中農夫であったらつまらない。それでは人間として半端である。朝は宗教者 […]
2017年8月28日 / 最終更新日 : 2023年10月28日 webmaster 5者 最後まで乗っていれば必ずどっか席は空くよ 中村修治さんがフェイスブックに次の記述を引用していました。 やなせたかし先生が「電車は、最後まで乗っていれば、必ずどっか席は空くよ」つってたのがワタシの心の支えです(@椎名高志)。 これを受けて中村さんは次のように述べて […]
2017年7月18日 / 最終更新日 : 2023年10月21日 webmaster 5者 臨床法学の立ち位置 内田樹先生が鷲田清一「〈ひと〉の現象学」(筑摩書房)に関し書かれた書評。 鷲田清一はあるときから「臨床哲学」ということを言い始めた。その語には固有の含意がある。1つは(臨床医がそうであるように)「使えるものは全部使う」と […]
2017年6月12日 / 最終更新日 : 2023年10月28日 webmaster 5者 スポンサーによる改革要求 藤井四段が竜王戦で金井六段を破り6組優勝戦に進出。次戦にも勝てば1年目にして決勝トーナメント進出になり、勝ち抜けば1年目で竜王挑戦権を得る漫画みたいな話になる。彼も奨励会で5敗している。快進撃が続けば参入制限が問題になる […]
2017年5月8日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 5者 標準化コンテナと思考リズム 「Gigazine」に以下の記述があります。 コンテナの輸送は単に大型船で港から港へ運べばいいというものではなく、荷物を詰め込んだコンテナを輸送船の停泊している主要港まで運ぶトラック・主要港から各地の港まで輸送するフィー […]
2017年3月27日 / 最終更新日 : 2023年10月28日 webmaster 5者 情報断食をする意義 石蔵文信氏は毎日新聞「医療プレミア」で次のように述べます16/2/27)。 私の個人的印象であるが、最近うつ病などのストレス関連疾患が増えてきた原因の1つに「情報過多」があるように思える。うつ病発症のメカニズムはいま […]
2017年2月21日 / 最終更新日 : 2023年11月26日 webmaster 5者 言葉を創造しながら使う主体的存在 田中克彦教授は「言語における変化という現象」について次のように述べます。 ことばが変化することを歓迎する人はだれもいない。ことばの変化は、必ずことばの乱れとして指弾される、困った現象なのである。正しく乱れるということはあ […]
2017年1月19日 / 最終更新日 : 2023年11月2日 webmaster 5者 高みを維持するための裾野 内田樹ブログに以下の記述があります。 経験的に言って1人の「まっとうな学者」を育てるためには50人の「できれば学者になりたかった中途半端な知識人」が必要である。非人情な言い方に聞こえるだろうが本当だから仕方がない。1人 […]
2016年12月12日 / 最終更新日 : 2023年10月28日 webmaster 5者 「自分が知らない世界」を意識する ネット上の記事「ガラパイア」に以下の記述がありました。 ダニングとクルーガーは、ある特定のスキルに関して能力のない人は「自らのスキルの欠如」「他者の本物のスキル」「自らのスキル不足の程度」が認識できないと主張した。これは […]
2016年11月9日 / 最終更新日 : 2023年10月21日 webmaster 5者 弱者ベース分野の衰退 私の頃の司法試験には基本4法(憲・民・刑・商)の他に訴訟法選択・法律選択・教養選択がありました。訴訟法選択は民事訴訟法と刑事訴訟法、法律選択は破産法・国際私法・労働法など、教養選択は心理学・会計学・社会政策などから1科目 […]
2016年9月27日 / 最終更新日 : 2023年10月28日 webmaster 5者 誰に向けて・何のために このコラムは601本目に入りました。06年9月17日から初めて10年。月5本・年60本のペースです。時々「誰に向けて・何のために書いているのか?」判らなくなるときがあります。 民法学者の幾代通先生もこう書いておられます […]
2016年8月26日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 5者 100を1にする作業・書く材料の取捨選択 06年9月から書き始めた「5者のコラム」が100番目の大台に入ります。書く材料がよく尽きませんね?と感心されたことがありますが、私はあまり苦にしていません。 HUFFPOSTSOCIETYに次の記述があります。 文章を […]