2011年9月26日 / 最終更新日 : 2023年10月22日 webmaster 5者 企てを継続すること(健康維持との関係) このコラムも300本を超えました(本稿は301本目になります)。30本くらい何とか書けるのではないかという目論見で始めたのですが、書いているうちに止まらなくなってしまいました。今から考えれば「よく5年間も書き続けてこられ […]
2011年8月21日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 5者 反証可能性の意義 藻谷浩介氏はこう述べます(「デフレの正体」角川ONEテーマ21)。 証明は出来なくとも反証があるかどうかは簡単にチェックできます。反証のないことだけを暫定的に信じる・明確に反証のあることは口にしないようにすることが現 […]
2011年7月12日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 5者 標準的サービスと特段の事情 斉藤環氏は代替医療についてこう述べています。(毎日新聞「時代の風」) 精神科医としての私は代替医療にかなり寛大な方だろう。同業の神田橋條治氏がいうように治療の中ではプラシーボ(偽薬)効果が最上とする考え方にも親しみを […]
2011年6月6日 / 最終更新日 : 2023年11月2日 webmaster 5者 「未知」と「既知」 「何故、たとえ話が好きなのか」と質問を受けたので私見を述べます。「真実とは何か」という問いに対して「真実とはXである」という命題が存在したとします。そのXを端的に言葉で表現することが出来るのならば、話はそこで終わってしま […]
2011年5月2日 / 最終更新日 : 2023年12月20日 webmaster 5者 悲・怒・志の意義 考えているのは会社員。浮かび上がる文字を前に考え込んでいます。 1コマ目「非」?会社に尽くして×年。何故この場でこの字が浮かぶ?非常識?2コマ目「奴」?これは?奴ら?冷奴?3コマ目「士」?どうしたんだ?士農工商?武士? […]
2011年3月28日 / 最終更新日 : 2022年10月6日 webmaster 5者 制度変更による金貸しのリセット 昔、サラ金問題は苦労の割に実入りの少ない分野でありました。が、今や過払金請求が儲かる業務の筆頭となり、他方でサラ金の倒産や廃業が続いています。水上宏明「金貸しの日本史」(新潮新書)に次の記述があります。日本の中世は、徳政 […]
2011年2月19日 / 最終更新日 : 2024年4月28日 webmaster 5者 先の大戦の終了日はいつか? 佐藤卓己教授はこう述べています(「八月一五日の神話」ちくま新書)。 だが広島市民において「終戦」の日はやはり8月6日である。他方で北方領土の住民にとってソビエト軍の攻撃は8月末から始まる。8月15日は「終戦」ではありえな […]
2011年1月11日 / 最終更新日 : 2023年12月17日 webmaster 5者 財政構造と家計の類推 複式簿記は取引内容を借方/貸方で認識します。資産が増大している裏では別の資産が減少しているか何かの負債が増大しています。経済社会では一方的に資産が計上されることはないし一方的に負債が増大することもないのです。貸借は必ず一 […]
2010年12月6日 / 最終更新日 : 2023年12月17日 webmaster 5者 正義の味方?悪魔の手先? 弁護士になって直ぐの頃は相手方に代理人が付かないとラッキーと思っていました。素人ならば当方の言い分を丸呑みにしてくれるのでは?などと安直に考えていました。相手方にうるさい弁護士が付いて鋭い書面が来ると「なんてこった」とた […]
2010年11月1日 / 最終更新日 : 2023年11月2日 webmaster 5者 何故弁護士になったの? 問いの形式は時代を反映します。最近は「何故結婚しないの?」ではなく「何故結婚するの?」と問われることが多くなりました。同様に「何故弁護士を辞めるの?」ではなく「何故弁護士を続けているの?」と問われるようになるかもしれませ […]
2010年9月24日 / 最終更新日 : 2022年11月14日 webmaster 5者 このコラムの矛盾 近時ある方から本コラムに対する嬉しい感想をいただきました。 君のコラムは矛盾してるよ。「弁護士は合理的でなければならない」と言ったかと思えば、別のところでは「弁護士は合理性をふりかざしてはいけない」と言う。あるところで […]
2010年8月20日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 5者 少年鑑別所における少年との対話 君は宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」を観たことがあるんだね。少しあの映画の話をしよう。 千尋は、お父さんやお母さんと一緒に不思議な世界に行くんだよね。でも両親は豚にされてしまい千尋は湯婆婆から名前を奪われて湯屋で働くん […]