2008年5月20日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 易者 薬物事案の弁護方針(直面化・回復志向・解決思考) 覚せい剤使用には次の段階があります(「入門覚せい剤事件の弁護」現代人文社)。 ①機会的使用(チャンスがあれば意志的に使う段階・チャンスが無ければ使わない)。②習慣的使用(ある状況下では普通に使用する段階)。③強迫的使 […]
2008年5月8日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 芸者 聖なる世界と依頼者の不幸 山口宏「裁判の秘密」(洋泉社)に以下の記述があります。 実際に弁護士という仕事を始めてみると「正義感」で常に自分を鼓舞していないととてもやっていられない商売だと言うことが判った。職業柄、煩雑に通う裁判所は「聖なる世界」で […]
2008年4月25日 / 最終更新日 : 2024年2月21日 webmaster 学者 大学と法曹の魅力が無くなること 学生時代、私はあまり講義に出ませんでした。教授も「講義は聞きたい者だけ聞けばよい。学生は自分が興味をもつテーマを勝手に勉強しなさい。」という雰囲気でした。これに対して近頃の大学の状況を佐伯啓思氏はこう描写しています(「学 […]
2008年4月16日 / 最終更新日 : 2023年12月17日 webmaster 5者 世間と折り合いを付けること 「ハーメルンの笛吹男」で著名な阿部謹也教授の晩年の主張を私なりに(乱暴に)整理すれば概ね以下のようになります。 日本の学者は庶民が対峙している「世間」を問題にせずに輸入学問としての「社会」を議論している。しかし「社会」は […]
2008年4月12日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 役者 なりたい自分に近づけていく努力 織田佳臨氏はこう述べます(「占い師が教える心をつかむ会話術」グラフ社)。 なりたい自分に近づけていく努力とは、どういう努力でしょう?私は「演じる」ということだと考えています。(略)占い師も人から「先生」と呼ばれる商売です […]
2008年4月4日 / 最終更新日 : 2024年3月2日 webmaster 芸者 市場原理主義と司法改革 赤坂真理氏は「モテたい理由」(講談社現代新書)でこう述べています。 1 男の価値の大暴落:男が自信を喪失して久しい・その反面女が元気である。元気な女を相手に出来ない男は情けない、と年長世代や女たちから責められている。 2 […]
2008年3月31日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 医者 不在の他者を想定しつつ最後に消す 熊倉伸宏「面接法」(新興医学出版社)の記述。 面接者と来談者という対等な二者関係にそこにはいない他者が常に登場してくる。「不在の他者」という第三者性が加わる。(略)来談者は面接の場で職場の上司や学校の先生や家族を思い浮か […]
2008年3月24日 / 最終更新日 : 2023年12月17日 webmaster 易者 独立とは誰にも依存しないことでは無い ひろさちや「仏教の常識」(講談社)は縁起の意味をこうまとめます。 「論理的な相互依存関係」きれいや汚いという評価は人間の主観に過ぎず対象そのものの属性ではない。両者の言葉の関係に過ぎない。概念に対応する実体はない。「時 […]
2008年3月19日 / 最終更新日 : 2024年3月19日 webmaster 学者 ミッション・パッション・ハイテンション 私は5者14(12月21日)においてパッション(受難・情熱)を否定的文脈で使用し、他者の棘を受け流す術について言及しています。これらは「燃え尽き症候群」に陥らないための技術として意義があると思いますが、若い人の中には仕事 […]
2008年3月15日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 5者 法曹の質の評価基準 日弁連法務研究財団「法と実務6」(商事法務)は法曹の質をこう整理します。 1 人格識見に関する要素 イ柔軟な思考力・優れた判断力 ロ人権感覚 ハ高い倫理感 ニ自己研鑽の意欲 2 法実務に関する要素 イ法的基本知識 ロ事実 […]
2008年3月7日 / 最終更新日 : 2024年3月7日 webmaster 易者 カウンセリング的占いの技法 織田佳臨氏はこう述べます(「占い師が教える心をつかむ会話術」グラフ社)。 1 占い師は「しゃべってなんぼ」といわれている職業でありながら、実は人気の高い占い師ほど「しゃべり」にはさほど力を入れていません。では、どこに力を […]
2008年3月3日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 芸者 芸者情報の可視化 遊郭の女性は様々なニーズを満たすことを求められました。当然のことながらニーズの多い素晴らしい女性(最高位が花魁)ほど花代は高くなります。需要側のニーズと供給者側の属性が合致したとき(市場の需給が一致したとき)取引が成立し […]