2008年8月1日 / 最終更新日 : 2022年10月30日 webmaster 学者 弁護士実務における簿記会計の意義 修習生の頃、簿記の勉強をしました。日商2級まで取りました。3級でも①個々の取引の仕訳②総勘定元帳の整理③期末の修正④貸借対照表と損益計算書の作成まで行います。これらの作業を実際に行い、私は各勘定科目の背後に貨幣が存在して […]
2008年7月28日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 芸者 限られた時間の配分 向谷匡史「ホストの実践心理術」(KKベストセラーズ)の記述。 私が銀座のクラブに行ったときのこと。待ちに待ってお目当てのホステス嬢がついてくれたと思ったら、黒服がすーっと寄ってきて膝を落としながら彼女の耳元で二言三言。彼 […]
2008年7月19日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 医者 自分を疑う・相手を信じる 尾藤誠司編「医師アタマ」(医学書院)は現代医療の特徴をこう述べます。 a患者医師間の力学が変化した。患者の権利が重視され独断的医療行為への批判が広がってきた。インフォームドコンセントの重要性が広く認識されるようになった。 […]
2008年7月15日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 役者 ストーカーへの対処 道成寺(どうじょうじ)は大宝元(701)年の創建になる紀州(和歌山)の古寺です。この寺を舞台とする安珍と清姫の物語は能・歌舞伎・映画等多くの芸術作品のモチーフになりました。 醍醐天皇の世、奥州白河の美僧である安珍は、熊野 […]
2008年7月7日 / 最終更新日 : 2024年6月14日 webmaster 易者 犯罪報道の問題点 秋葉原の無差別殺傷事件に関する報道について感じるところがあるので触れておきます。新聞記事やネット上の論評によると、被疑者の両親は自宅におしかけた報道陣ら約100名に取り囲まれ「社会的責任は?」「事件を防ぐことが出来なかっ […]
2008年7月3日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 5者 国選弁護人の役割 国選弁護人がどんな気持ちで遂行しているのか世間は気にもかけません。こんなやつの弁護を引き受ける弁護士の気が知れないと罵倒する人もいます。被告人は資格を有する弁護人に弁護をしてもらう権利を保障されています。だから国が弁護人 […]
2008年6月24日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 学者 新法理と知的財産権 知的な貢献に対して法的保護を与え、合法的な利用方法を制度化し、侵害した者に対して制裁を科すシステムが知的財産権です。羽生名人は二宮清純氏との対談でこう述べています(羽生善治・二宮清純「歩をと金に変える人材活用術」日本経済 […]
2008年6月20日 / 最終更新日 : 2024年6月20日 webmaster 医者 EBMの意義と限界 尾藤誠司「医師アタマ・医師と患者はなぜすれ違うのか」(医学書院)は述べています。 EBM(evidence-based medicine)が医師の間で急速に広まったことは医療を良い方向に急速に推し進めたとともに新たな問題 […]
2008年6月16日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 芸者 依頼者利益と弁護士業務の限界 渡辺憲司氏は「江戸300年吉原のしきたり」(青春出版社)でこう述べています。 厳然たる階級社会であった江戸時代でも吉原の中だけは階級というものがなかった。一歩大門の中に入れば武士も町人も皆平等の扱いを受けるのが鉄則だった […]
2008年6月6日 / 最終更新日 : 2023年11月2日 webmaster 役者 弁論の三分類と各々の目的特徴 アリストテレスは「弁論」を以下の3つに分類します(「弁論術」岩波文庫)。 1 議会の審議的なもの:内容的には「勧奨と制止」時間的には「未来」を議論。 2 法廷の陳述的なもの:内容的には「告訴と弁明」時間的には「過去」を […]
2008年6月2日 / 最終更新日 : 2023年11月2日 webmaster 易者 選択肢を与えること 佐藤六龍氏はこう述べます(「『占い』は信じるな」講談社+α新書)。 間違っても占ってもらった結果が絶対だなどと考えないことが大切です。占い結果が「右へ行け」と出ても左へ行っていいのです。もちろん右へ行ってもかまいませんが […]
2008年5月24日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 5者 弁護士報酬はお布施ではない 「お布施」は葬式で遺族がお坊さんに渡す金員を指します。遺族にとってこれを幾らにするかは悩ましい問題。一般市民にとり「お布施」とは相場を隠すことにより支払う側に無言のプレッシャーをかけるお寺側の呪いではなかったか?私はそう […]