2010年1月4日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 役者 報道機関と弁護人の距離感 「福岡若手弁護士のブログ」でM弁護士はこう述べます。 報道に全然弁護士が絡んできておらぬので担当の弁護士はおそらく取材をシャットアウトしておるのであろう。一般の人には理解できぬと思うが弁護人はこの段階だと被告人の言い […]
2009年12月23日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 学者 知識詰め込み型vs思考力重視型? 落合洋司弁護士は自分のブログ「日々是好日」で以下のように述べます。 善か悪かといった形で単純に2分してしまうと「知識詰め込み型」対「思考力重視」ということになってしまいますが、法律の学習というのは、そういった単純に片づけ […]
2009年12月19日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 易者 極楽の中の地獄 メディアワークス「もう家には帰らない・さようなら日本一醜い親への手紙」(主婦の友社)には以下のような投稿が満ちています(句読点は若干補正)。 1 あなたたちは私に恵まれた生活を与えているつもりです。しかし、私には地獄です […]
2009年12月15日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 医者 破産と更生の違い 私は裁判所から保全管理人代理に選任された弁護士です。報道のとおり、この会社は会社更生法適用を裁判所に申請し裁判所から保全命令が出されました。この手続は会社の更生ですから破産とは違います。少し譬え話をしますので聞いてくださ […]
2009年12月7日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 5者 相手方についた弁護士から学ぶ ダイバダッタはシャカを疎ましく思い殺そうとまで企てた悪人として描かれています。しかし「法華経」(提婆達多品)ではシャカが「自分が悟りを開くことが出来たのはダイバダッタがいてくれたおかげだ」と感謝する姿を描いています(則武 […]
2009年12月3日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 医者 規範と受容体 薬とは「何らかの効果を期待して意図的に体に取り込む化学物質」です(レスリー・アイヴァーセン「一冊でわかる薬」岩波書店27頁))。 薬は化学物質、つまり原子が連なった分子である。薬は通常比較的小さな分子であり、だいたい原子 […]
2009年11月25日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 易者 不浄なモノと大金・尊敬性と被差別性 多くの映画賞に輝いた「おくりびと」(滝田洋二郎監督)は日本人の死生観を内外に知らしめた秀作です。本木雅弘氏はもちろん脇を固めるベテラン俳優陣の演技も絶妙で日本映画の可能性を感じさせる作品でした。伊丹十三監督が「お葬式」で […]
2009年11月20日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 役者 演出家に必要な要素 NHK「おじゃる丸」の監督・大地丙太郎氏は「これが『演出』なのだっ」(講談社アフタヌーン新書)で演出家に必要な要素として3点をあげます(6頁)。 1 この仕事が好きでしようがない・という人でないと、まずはおもしろいものは […]
2009年11月16日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 学者 他者の目を意識すること 裁判官Nonさんは「かけ出し裁判官Nonの裁判取説」でこう述べています。 横柄で自分が全て正しいと言わんばかりの裁判官が多いか? 正直、私が修習生の頃や一緒に仕事をしてて、そんな裁判官を見たことはありません。(略)いろん […]
2009年11月6日 / 最終更新日 : 2024年1月14日 webmaster 芸者 難局に対応する技術2 芸者31で紹介した「クレーム対応のプロが教える心を疲れさせない技術」(青春出版社)は難局に対処する技術を4点あげていました(41頁)。以下、各論的に敷衍します。 1 反応を鎮める 依頼者は感情的になった姿で弁護士の前に […]
2009年11月2日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 5者 刑事政策のイメージ 私は役者29で、法務総合研究所・刑務所・少年鑑別所・保護観察所という非行や犯罪を専門的に扱う機関の職員の方々が「刑事裁判や刑事政策の分野におけるマスコミ報道が事実を脚色する傾向が強いこと」を憂慮していると述べました。今後 […]
2009年10月23日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 学者 批判とオーバーアチーブ 内田樹教授は「街場の教育論」(ミシマ社)においてこう述べています。 1 教育制度は惰性の強い制度であり、簡単には変えることが出来ない。それゆえ、教育についての議論は過剰に断定的で・非寛容なものになりがちである。 2 教育 […]