2011年8月21日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 5者 反証可能性の意義 藻谷浩介氏はこう述べます(「デフレの正体」角川ONEテーマ21)。 証明は出来なくとも反証があるかどうかは簡単にチェックできます。反証のないことだけを暫定的に信じる・明確に反証のあることは口にしないようにすることが現 […]
2011年8月10日 / 最終更新日 : 2023年12月20日 webmaster 学者 恩送りの構造 内田樹教授はブログでこう述べています。 先行研究は贈り物である。私は贈与を受けた。それゆえ反対給付の義務を負っている。けれども、贈与されたものに対する反対給付義務の遂行とは「等価のものを贈与者にお返ししてチャラにする」こ […]
2011年8月5日 / 最終更新日 : 2023年12月20日 webmaster 芸者 教えるという行動の本質 黒服コタロウ「銀座流売れっ子ホステスの会話術」(こう書房)の記述。 教えるという行動の本質はだいたい次の3つに分類されます。①相手の知らない情報を提供する。②知識や技芸を伝えて身につけさせる。③善悪の観点などを話して理解 […]
2011年8月1日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 役者 面接のポイント 調査官・岩瀬純一氏は家庭裁判所における来所者との面接のポイントを次のとおり指摘。参考になります。(「司法臨床におけるまなざし・家事調停にかかわるあなたへ」日本加除出版) 1 面接を仕事と認識すること(人と逢うことをきちん […]
2011年7月26日 / 最終更新日 : 2023年5月12日 webmaster 医者 捜査官の尋問? 尾藤誠司「『医師アタマ』との付き合い方」(中公新書ラクレ)に以下の記述があります。 医療における問診とは捜査官の尋問のようなもので決して普通の会話ではありません。質問を始めた瞬間から医師は被疑者(患者さんを悪くしている原 […]
2011年7月21日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 易者 予言の自己成就 予言の自己成就は社会学者R・K・マートンが定式化した概念です。予言によって、ある状況が起こりそうだと考えて人々が行為すると、そう思わなければ起こらなかった状況が現実化してしまうことを言います(井上俊他「命題コレクション社 […]
2011年7月12日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 5者 標準的サービスと特段の事情 斉藤環氏は代替医療についてこう述べています。(毎日新聞「時代の風」) 精神科医としての私は代替医療にかなり寛大な方だろう。同業の神田橋條治氏がいうように治療の中ではプラシーボ(偽薬)効果が最上とする考え方にも親しみを […]
2011年7月8日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 役者 女の生き方革命 えーるぴあ久留米で開かれた上映会で映画「ココ・シャネル」を拝見。ココ・シャネルという人に興味を持ち若干調べてみました。ジャージー素材の着やすい服・縁起が悪いとされていた黒を基調にしたスーツ・動きやすいパンタロン・安いイミ […]
2011年7月4日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 芸者 できる弁護士の特徴 D・コープランド他「モテる技術」(小学館プロダクション)はこう述べます。 1モテる男はセックスを哀願したりしない。2モテる男は女性に誘いを掛ける。 3モテる男は女性の「ノー」に動じない。4モテる男は複数の女性を追いかける […]
2011年6月24日 / 最終更新日 : 2024年6月25日 webmaster 医者 ストレスの積極的な意義 ドストエフスキーは「地下室の手記」(新潮文庫)でこう述べています。 だが、くどいようだが、ぼくは百度でも繰り返して言いたい。たった一度、本当にたった一度かもしれないが、人間がわざと意識して自分のために有害な、愚かなこと、 […]
2011年6月20日 / 最終更新日 : 2024年2月20日 webmaster 易者 「心の現実」のパターン 学生の頃、私はユングを毛嫌いしていました。非科学的な学説・ナチスへの接近など、ありがちな批判を口にしました。そんな私を正したのは現象学という哲学の考え方。 鏡リュウジ「『占い脳』でかしこく生きる」(河出書房新社)はこう […]
2011年6月10日 / 最終更新日 : 2023年11月2日 webmaster 学者 学生ローンと修習生ローン 内田樹教授はブログでこう述べます。 現在の奨学金は本質的に「学生ローン」であり、その根本にあるのは「教育の受益者は学生自身(および保護者たち)である」という信憑である。(略)教育の受益者は本人ではない。直接的に教育から利 […]