2012年1月9日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 学者 公認会計士合格者の難儀 昨年の公認会計士試験合格者のうち、過去最悪の約4割が就職できず、資格が得られない「会計士浪人」になっていることが金融庁の調査で分かった。金融庁は一般企業に採用を呼びかけているが、合格者の就職環境は年々悪化している。調査は […]
2012年1月5日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 易者 親の葬儀をすること 嵐山光三郎・大村英昭「上手な逝き方」(集英社新書)で嵐山氏はこう述べます。 父が死んで10年以上になるんですが、自分の手で葬式というものを仕切りたかった、と言うとおかしいいんですけれども、人間の一生のうちの儀式の中で何が […]
2011年12月24日 / 最終更新日 : 2023年11月13日 webmaster 芸者 企業内弁護士の選択と計算 小林正啓弁護士はブログでこう述べています。 弁護士が組織に雇用される場合の報酬をシミュレートするため、4大卒新人と比較してみよう。法曹養成制度の現状を前提にして新人弁護士は22歳の大卒より平均7歳年長とする。法科大学 […]
2011年12月20日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 医者 死は生理現象か病理現象か 昔、ある本で死は生理現象か病理現象かとが論じられていて面白かった記憶があります。一般に死は生理機能に障害が起こったため生じる病理現象と感じられています。が生物は死ぬべくプログラム化されており、プログラムの実行命令として死 […]
2011年12月19日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 役者 ゆっくりと歩くような速さで 役者52に引き続き映画「アンダンテ・稲の旋律」から。 アンダンテとは<ゆっくりと歩くような速さで>という意味の速度標語です(坂口博樹「楽典」成美堂出版100頁)。速度標語にはレント(遅く)からプレスティッシモ(非常に早 […]
2011年12月9日 / 最終更新日 : 2023年12月20日 webmaster 医者 弁護士としての「誓い」 私の能力と判断力の限りを尽くして、この誓いと約定を守ります。 法的な知識と技術を私に授けてくれた人を深く敬い、これから法的技術を学ぼうとする人を私の兄弟同様にみなします。彼らがこの術を学びたいと求めるなら報酬も契約書も […]
2011年12月5日 / 最終更新日 : 2024年1月14日 webmaster 5者 サービス業と聖職者 現在、弁護士をサービス業と言い切る人は少なくありませんが、少し前までかような言明は毛嫌いされていました。では昔の弁護士はどのような存在として自己を認識していたのでしょうか? 河野真樹氏はブログでこう述べています。 サー […]
2011年12月1日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 芸者 訴訟という言語ゲーム ロジェ・カイヨワは「遊びと人間」で遊びをこう規定します。 a自由な活動。すなわち遊戯者が強制されないこと。b隔離された活動。すなわち予め決められた明確な空間と時間の範囲内に制限されていること。c未確定の活動。即ちゲーム展 […]
2011年11月26日 / 最終更新日 : 2022年10月12日 webmaster 学者 自己本位を立証すること 夏目漱石は手紙でこう述べています(「漱石人生論集」講談社文芸文庫)。 自分のやるべきことは、世の中の敵と闘い、敵を降伏させるか自分が討ち死にをするかだ。この敵とは、僕の主義・僕の主張・僕の趣味から見て世の為めにならんもの […]
2011年11月21日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 医者 侵襲的な医療から訴訟を考える 弓削孟文氏は「手術室の中へ」(集英社新書)でこう述べます。 1 手術は「侵襲」的な医療であり、慎重に選択されるべき方法である。 2 手術に対する強い反応を抑えるのが麻酔である。 3 全身麻酔は生きている体をいったん非常事 […]
2011年11月10日 / 最終更新日 : 2023年2月12日 webmaster 易者 お酒と思想 司馬遼太郎氏は次のように講演しています(「司馬遼太郎全講演Ⅰ」朝日文庫)。 そもそも思想とはどういうものかと言いますと、思想も宗教も含めまして、ひとつの観念だと私は考えています。観念とはウソであります。フィクションですね […]
2011年11月5日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 役者 ひきこもりの規範的解釈 映画「アンダンテ・稲の旋律」を拝見しました。主人公の藪崎千華(新妻聖子)は対人恐怖ひきこもりの30歳。母親の期待(ピアノ演奏者としての成功という自分が果たせなかった夢の実現)により子どものころから不自由で、やがて登校拒否 […]