2016年8月22日 / 最終更新日 : 2023年11月2日 webmaster 芸者 若者の欲望の対象ではなくなった 弁護士業が儲かるか?という問いに一般的に回答することは出来ない。弁護士は自由業であり人によって粗収入は全く違う。所得はここから必要な経費を差し引いた残りである。経費が毎月一定金額で発生するのに対し売上は変動幅が大きく赤字 […]
2016年8月17日 / 最終更新日 : 2022年10月8日 webmaster 易者 ドストエフスキーの箴言 1 真実というものは実にしばしばあり得べからざるもののように見えるものである。(白痴) 2 いやまったく、人間の心は広いよ。あまり広すぎるくらいだ。出来ることならもう少し狭くしたいほどだよ。ほんとうに何が何だか判りゃしな […]
2016年8月5日 / 最終更新日 : 2023年1月29日 webmaster 役者 生き残った者の罪悪感と死者の願い 2015年に対となる作品(原作の演劇と本歌取りの映画)を観ることが出来ました。以下に挙げるのは観た当日にFBで発表した感想文です。 演劇「父と暮らせば」(井上ひさし)を観る(九州大谷短大)。原爆投下後の広島を舞台に展開 […]
2016年7月27日 / 最終更新日 : 2023年11月2日 webmaster 学者 ダメな手が判ること 羽生さんが将棋が強くなるヒントを語っています。-羽生さんは常識にとらわれない新しい手をたくさん生み出してこられました。経験というのは、そういった新しい発想の邪魔になることもあるのかと思ったのですが。(羽生)もちろんそうで […]
2016年7月20日 / 最終更新日 : 2023年11月2日 webmaster 医者 供給過多なのに需要減少という業界 「ビジネスジャーナル」に次の記述があります(神樹兵輔)。 ところが90年代に入り次々と保険診療の幅が広げられたことで高額な自由診療による儲けは期待できなくなります。そのうえ厚生労働省は歯科医師が不足と見立て、歯科大学の新 […]
2016年7月13日 / 最終更新日 : 2022年10月12日 webmaster 5者 法曹こそ世間で営まれている実践を研究する必要がある 大学の卒論で「実践哲学の復権」という知的潮流と法的議論の関係を論じました。次の見解をふまえたものです(田中成明「法的思考とはどのようなものか」有斐閣)。 全般的に、実践哲学の復権を目指す幾つかの潮流において、実践的議論の […]
2016年7月8日 / 最終更新日 : 2023年11月2日 webmaster 芸者 「ブス」にならないための心がけ 宝塚歌劇団の稽古場には「ブスの25箇条」という伝説の教えがあるそうです。 1笑顔がない。2御礼を言わない。3おいしいと言わない。4目が輝いていない。5精気がない。 6いつも口がへの字の形をしている。7自信がない。8希望 […]
2016年7月4日 / 最終更新日 : 2022年10月2日 webmaster 易者 ドストエフスキーの箴言(その1) 1 利口に立ち回るためには、ただ利口なだけでは不十分である。(罪と罰) 2 人間なんて退屈だと何をやるか知れたものじゃありませんよ。(貧しい人々) 3 人間の行動の原因は、普通われわれが常に後になってからそれを説明するよ […]
2016年6月27日 / 最終更新日 : 2024年6月27日 webmaster 役者 物語に心酔する「士」の末路 「ドン・キホーテ」は近代文学の祖と評されているセルバンテスの名作です。スペインの田舎であるラ・マンチャに住む郷士が「騎士道物語」を読み過ぎ 狂気にとらわれ自ら時代錯誤の騎士になりきり「この世の不正を正し・弱きを助け・強き […]
2016年6月22日 / 最終更新日 : 2023年11月13日 webmaster 学者 田舎人的皮膚感覚と都会人的知識論理 私は福岡県南の田舎町の出身です。職人の息子です。生育環境により身体に染みついた感覚は生涯消すことが出来ないものです。他方、私は東京で学生時を過ごし学者になることを夢見たこともある人間です。それなりに長い時間を掛けて蓄積し […]
2016年6月17日 / 最終更新日 : 2023年11月2日 webmaster 医者 精神疾患の生物学的要素と社会的要素 NHK「病の起源うつ病」を拝見。対象となる脳内部位は偏桃体。身の危険を知らせるために生物体として発達した器官だ。人類の進化に従い偏桃体は天敵だけでなく孤独にも反応するようになる。記憶により反復され言語により拡散されるよう […]
2016年6月13日 / 最終更新日 : 2023年11月2日 webmaster 5者 開かれた社会・大人の思考 目先のリスクを怖がると、かえって巨大なリスクを呼び込んでしまう。ストレスは本人にとり激しい苦痛だが、ストレスを乗り越えるところに事後の成長のための秘密が隠されている。大人には中長期的・複眼的な思考が不可欠だ。最近の社会風 […]