2019年12月25日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 役者 和解におけるシテ(本人)への配慮 ブログ「Practice of Law」に以下の記述があります。 和解期日には必ず依頼者の同席を求め、どうしても支障がある場合には電話などで連絡可能な状況で待機してもらうことが必要である。依頼者の同席がないまま「この […]
2019年12月20日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 学者 法解釈の限界と社会の不確定性 中田考「イスラームのロジック」(講談社選書メチエ)の記述。 生物の有限な情報処理能力に比して環境世界はあまりに複雑であり未来は不確定である。それゆえ生物には環境制御のため世界の複雑性と未来の不確定性を縮減する必要が生ずる […]
2019年12月16日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 医者 免疫における大人の対応 審良静男「新しい免疫入門」(講談社ブルーバックス)に次の記述があります。 腸管には体全体の免疫細胞の50%以上が存在する。食物を消化吸収する性質上、食物にまぎれた細菌やウイルスの体内侵入を阻止しなければならない。同時 […]
2019年12月6日 / 最終更新日 : 2022年9月29日 webmaster 5者 法律家は二分法では考えない A 弁護士さんは国家権力を悪だと考えておられるんでしょう? B そんなことありませんよ。国家が無ければ平穏な生活に必要な秩序が無くなります。法律学は大人の学問ですから「およそ国家が正義か悪か?」といったオール・オア・ナッ […]
2019年12月2日 / 最終更新日 : 2024年1月12日 webmaster 芸者 出るお金と入るお金のバランス 山崎武也氏は「金持ち哲学」(三笠書房)においてこう述べています。 まず自分が必要とする金の量を見極めておくのが出発点だ。そのうえで無理をしないで手に入れることが出来る金について見通しを付ける。その必要とする金と手に入れる […]
2019年11月29日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 易者 七五三の起源 日本の文化的伝統では「7歳までは神の内」といって数え歳で7歳(今の満年齢なら6歳)までの子供は神の領域にある存在で人間とはみなされなかった。その最大の理由は昔は栄養状態が悪かったり医療が未発達だったために子供がなかなか育 […]
2019年11月25日 / 最終更新日 : 2024年10月14日 webmaster 役者 歌詞によるエッセイのようなもの(その3) 「卒業証書抱いた傘の波にまぎれながら自然に貴方の横並ぶように歩いてたの」 ただのクラスメイト「だから」「なのに」「だけで」という僅かの言葉で甘酸っぱい感情を表現する松本隆の作詞技術が素晴らしい。ピッタリとしたメロデイー。 […]
2019年11月15日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 学者 合理的な議論の心がけ 福澤一吉「議論のルール」(NHKブックス)の骨子。議論を職業とする者のマナー。 1 事前の申し合わせ A 発言について ①1つの文で1つの考えを表現する。 ②述語を完結させる。 ②文と文との接続関係を意識する。 ④ […]
2019年11月11日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 医者 AIとの緊張関係と共生 鳥集徹「医学部」(文春新書)に以下の記述があります。 AIの能力が人間に追いつき加速度的に追い越していく時点を「シンギュラリテイ」(技術的特異点)と呼び、2045年か早ければ2030年頃には到達すると予測されている。もち […]
2019年11月2日 / 最終更新日 : 2024年5月25日 webmaster 5者 初心忘るべからず! 役者5(07年2月15日)で「初心忘るべからず」という世阿弥の言葉を引用しました。医者104(17年1月25日)では「新しく来たケースに関しては誰もが初心者なのだ」という熊倉医師の言葉を引用しています。「他者としての来談 […]
2019年10月29日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 芸者 汝自身を知れ・相談力を高めよ 鈴木雅人「対人援助職のためのコミュニケーションスキル『相談力』入門」(中央法規)には以下の記述が見られます。とても参考になります。(194頁) 人間は色々・家族も色々・男女関係も色々なわけですから相談者がどんな価値観 […]
2019年10月25日 / 最終更新日 : 2024年7月23日 webmaster 易者 依頼者の人生観を汲み取り自分の見識も表現 草野隆「百人一首の謎を解く」(新潮新書)は優れた古典ミステリーです。前半部分で作者は百人一首に関する次の謎(疑問)を提示しています(43頁以下)。 イ 神・仏・高僧の歌が見当たらない。賀歌(めでたい歌)も存在しない […]