5者のコラム 「芸者」Vol.92

ウエイターの苦情や意見

「タビラボ」に一流レストランに勤めているウエイターの苦情や意見が紹介されていました。

1 その席には意味がある!(その日の予約状況を配慮して決めている)
2 メニューの説明を遮らないで!(お客様のことを思って接客している)
3 急いでいるなら、教えて欲しい(融通を利かせられるかもしれない)
4 注文する時は店員の目を見る(最低限の礼儀だ)
5 質問には各自が答えて欲しい(逆に混乱することがある)
6 私たちは魔法使いじゃない!(出来ないことは出来ないのだ)
7 メニューは基本的に変更できない(仕掛かった後で変更しないで)
8 無理なサービスを求めないで!(私たちは召使いじゃない!)
9 私たちは料理をしていない(コックへの不満をぶつけないで)
10 調理には時間がかかる(プロの仕事には時間がかかる)
11 お客様は一組だけじゃない(他のお客様のことも考えて欲しい)
12 私たちはサボっていない!(見えないところで別の仕事をしている)
13 混雑時は少し我慢を!(「ゆっくり」には限度がある)
14 お金は、注文した分だけ、かかる!(サービスには対価が必要)

弁護士も上記「本音」を言いたいことがあります。これは「サービス業としての共通の願い」です。弁護士は複数の依頼者を思い自分の時間を組み立て対応しています。自分の事件が何より大事なのは良く判りますが、少しだけ視点を引いて法律事務所を訪れてみてください。