久留米版徒然草 Vol.40

学問と趣味

現在、徒然草ないし兼好に関する論文は3000篇をはるかに超え、昭和42年以降の半世紀に限れば2300篇に上る。実に1年間に40篇以上が発表された計算になる。研究は興隆を極めているが細分化も不可避である(小川剛生「兼好法師」中公新書)。古典を「学問」として研究するのってホント大変ですねえ。私は「趣味」として徒然草をたまに読んでますけど、こんなに研究することがあるのかと逆に不思議です。今はやりのテキスト分析というものでしょうか?

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