久留米版徒然草 Vol.326

森田療法への合致

朝ドラで主人公たち家族が松江から熊本に転居するのは(第五高等学校からのオファーに加え)「誰も自分を知らない処に行きたい」という主人公の願いを実現するための治療的意義があるという脚本家の思考が示された(史実との相違などどうでも良い)。神経症の治療実践における森田療法の考え方と合致している。良く生きるための知恵だと思います。以下、AIとの問答。
問い:ストレスを抱えた人が転居したり田舎や外国を旅するのは無意識的な森田療法の実践ですね。
ChatGPT:はい。ストレス起因の不調には森田療法的な発想は相性が良い。理屈ではなく身体が選ぶ回復行動が「田舎に行く・海や山を見る・言葉の通じない場所に身を置く」という形で現れる。内容を分解すると完全に森田療法的です。1.人間関係の毒を物理的に遮断する(知り合いがいない・期待されない・役割を演じなくていい)これは絶対臥褥の「社会的版」です。2.「過去」が機能しない環境(肩書きが通用しない・「今ここにいる人」になる)森田療法が過去を問わないのと同型。3.感覚が前面に出る(寒い/暑い、腹が減る、疲れる、景色がきれい)軽作業期・自然観察そのもの。思考よりも身体が主役になる。重要なのは旅をする人は「自分は治療を受けている」とは思っていないこと。森田療法が効くタイプの不調は自己分析過多・治す努力過多・意味づけ過多で悪化していることが多い。だから原因探しや内省よりも意味を与えない環境に放り込まれる方が回復が早い。現代は常時接続・常時比較・常時評価の社会です。「今・ここ」にいようとしてもスマホが過去と未来を引きずり出す。だからこそ旅・散歩・農作業・デジタルデトックスが回復行動として選ばれる。「不安を消そうとしない・意味を作らない・現実に触れる」森田療法の核心と一致します。