2011年4月27日 / 最終更新日 : 2023年12月20日 webmaster 易者 深い質問とは 山田玲司氏は「キラークエスチョン」(光文社新書)で「人と良い関係を築きたいなら相手に気持ちよく話をしてもらう質問をぶつけるべきだ」と述べています。 1 昨夜はちゃんと眠れましたか?(眠れるかどうかはさまざまな要素がかかわ […]
2011年2月25日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 易者 世俗問題の想像力 ブッダは子にラーフラ(悪魔)という名前を付けて出家しました。この「四門出遊」は仏典で美談視されています。山折哲雄「ブッダはなぜ子を捨てたか」(集英社新書)の記述。 しかしここで視点を変えてみるとどうなるか。その場面を仮 […]
2011年1月10日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 易者 知らないことで免責されるか 民法96条は、第1項で詐欺による意思表示はこれを取り消すことが出来ると定めつつ、第3項において取り消しの効果は善意の第3者に対抗することが出来ないと定めています。この「善意」とは事実を知らないこと「悪意」とは事実を知って […]
2010年12月10日 / 最終更新日 : 2022年12月23日 webmaster 易者 東京裁判と天皇誕生日 西洋思想はソクラテスとキリストの刑死により形成されました。幕末維新の政治思想は吉田松陰らの刑死により形成されました。世の中の最大の呪いの磁場は裁判なのです。日経BPネット時評コラムは猪瀬直樹「ジミーの誕生日」(文藝春秋) […]
2010年11月5日 / 最終更新日 : 2022年11月14日 webmaster 易者 悲観と楽観の弁証法 相談者は不安を抱いてやってきます。心配しなくて良いと断言するのはリスクがあります。他方、相談者を不安のまま放置するのも問題です。何故なら相談者は不安を解消するヒントを聞くために足を運んでいるからです。不安を解消しない弁護 […]
2010年10月19日 / 最終更新日 : 2023年10月18日 webmaster 易者 作者の人格・作品の凄み 私は大学生の時にドストエフスキーにかぶれました。彼は実人生で借金を抱えつつ賭博に走り・てんかんを持ち・死刑判決を受け・愛人を持つという一面を持っていました。が、かような実人生が氏の諸作品に対する私の敬愛を減殺することはあ […]
2010年8月25日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 易者 聖なる書物と場所 西垣通「ウェブ社会をどう生きるか」(岩波新書)に以下の記述があります。 一神教というのは経典宗教つまり「聖なる書物」をいただく宗教です。日本の神道をふくめ民族固有の多くの宗教はいわゆる「場」の宗教で、特定の尊い場所(神社 […]
2010年8月6日 / 最終更新日 : 2023年10月27日 webmaster 易者 普通の会話の延長 織田佳臨「占い師が教える心をつかむ会話術」(グラフ社)はこう述べます。 第1印象は最初の数秒で決まります。その数秒で何をすればいいかというと「目を見て微笑み身を乗り出しながら声をかける」これだけです。相手がどのように近づ […]
2010年6月11日 / 最終更新日 : 2022年11月14日 webmaster 易者 弁護士の言動による心の傷 H・S・クシュナーは「なぜ私だけが苦しむのか・現代のヨブ記」(岩波現代文庫)において、次のように述べています。 私のところには次から次へと牧師や神父あるいは同じ信仰の仲間の言動に以前にも増して心の傷を大きくし悲しみが […]
2010年5月7日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 易者 汚い場所の美しいモノ 「トイレの神様」は植村花菜の通算5枚目アルバム『わたしのかけらたち』(2010年3月10日発売)に収録されている曲です。9分52秒ですが、長さを全く感じさせません。♪トイレにはそれはそれはキレイな女神様がいるんやで。 だ […]
2010年4月1日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 易者 バーナム効果の意義 鈴木淳史「占いの力」(洋泉社新書y)に以下の記述があります。 心理学の用語でいうと、これは「バーナム効果」ということになろうか。誰にでも当てはまると思われる記述を「これこそがあなたの結果です」といって示されると、多く […]
2010年2月23日 / 最終更新日 : 2023年12月17日 webmaster 易者 少ない分類・関係妄想・両義的コトバ 佐藤六龍氏は「『占い』は信じるな」(講談社+α新書)でこう述べます(27頁以下)。 1 当たっているように見える占いは分類が大雑把なものに多いのです。単純でわかりやすくできているために人気も高いものです。その一番は人を四 […]