2017年5月22日 / 最終更新日 : 2023年10月28日 webmaster 役者 舞台を維持するためのパフォーマンス ウェブサイト「ICS」の記載。 なぜ人は社会的場面においてパフォーマンスを行うのであろうか。ひとつには、やはり「少しでも他者によい印象を与えたい」「自分をよく見せたい」という利己的な動機があるだろう。しかし人は必ずしも […]
2017年4月17日 / 最終更新日 : 2023年10月28日 webmaster 役者 クローズアップとロングショット 映画「俺は未だ本気出してないだけ」の原作漫画(青野春秋・小学館)を読む。何かに挑戦中だが芽が出ない若者(例えば20代の頃の私)が読むと涙に濡れること必至だ。「俺はいつまでこんなバカなことをしているんだろう」と、不安に苛ま […]
2017年3月13日 / 最終更新日 : 2023年1月29日 webmaster 役者 演劇的時空で死者と対話する 石橋文化センター共同ホールで劇団ゼロ「水平線の歩き方」(脚本・成井豊)を観劇。幸一は35歳の社会人ラグビー選手。ある夜自分のアパートに帰ると部屋の中にどこかで見たことのある女性がいる。それは小学6年生の時に病死したはずの […]
2017年2月3日 / 最終更新日 : 2023年10月28日 webmaster 役者 個人的経験と感情を仕事に活用する 舞台上の役者が真に迫る演技をするためにはどうしたら良いか?これをを理論づけたのがロシアの演出家・スタニスラフスキーです。彼は「役者の演技が迫真性を得るためには台詞に感情の裏付けがなければならない」とし、それまでの人生で経 […]
2016年11月25日 / 最終更新日 : 2023年11月2日 webmaster 役者 自称愛国者による理不尽な言動 内田樹ブログに以下の記述がありました。 小津安二郎の『秋刀魚の味』の中に戦時中駆逐艦艦長だった初老サラリーマン(笠智衆)が街で昔の乗組員だった修理工(加東大介)に出会って、トリスバーで一献傾ける場面がある。元水兵はバーの […]
2016年10月27日 / 最終更新日 : 2022年10月8日 webmaster 役者 見た映画の短評(4本) 映画「かぐや姫の物語」を拝見。これほど美しい画面と音楽の残り香がある映画も少ない。竹取物語は日本が世界に誇る物語文学の祖だが、これまで成功した映像作品になったものは無い。高畑監督は絵コンテ風画面にすることで原作の不思議 […]
2016年10月13日 / 最終更新日 : 2024年7月9日 webmaster 役者 才能は要らない・リスクを負う勇気が要る 中園健司さんは「脚本家」(西日本新聞社)でこう述べておられます。 テレビドラマなどを観て「あれくらいなら自分だって」と思われる方も多いかと思いますし私もそう思ったことがあります。実際にプロとして仕事をして初めて「あれく […]
2016年9月9日 / 最終更新日 : 2023年10月30日 webmaster 役者 ケンカ代行業的な仕事 渡邊洋一郎弁護士「弁護士道に向けて」の記述。 弁護士業の中核は私法的解決ですが、司法の場で争われるのは主に当事者間の紛争です。その紛争の一方当事者を担って争うわけですから、それはいわゆるケンカの代行業のようなものなのです […]
2016年8月5日 / 最終更新日 : 2023年1月29日 webmaster 役者 生き残った者の罪悪感と死者の願い 2015年に対となる作品(原作の演劇と本歌取りの映画)を観ることが出来ました。以下に挙げるのは観た当日にFBで発表した感想文です。 演劇「父と暮らせば」(井上ひさし)を観る(九州大谷短大)。原爆投下後の広島を舞台に展開 […]
2016年6月27日 / 最終更新日 : 2024年6月27日 webmaster 役者 物語に心酔する「士」の末路 「ドン・キホーテ」は近代文学の祖と評されているセルバンテスの名作です。スペインの田舎であるラ・マンチャに住む郷士が「騎士道物語」を読み過ぎ 狂気にとらわれ自ら時代錯誤の騎士になりきり「この世の不正を正し・弱きを助け・強き […]
2016年5月23日 / 最終更新日 : 2023年11月2日 webmaster 役者 オフ・ザ・ボールの動き 中孝志弁護士はブログで次のとおり述べています。 修習生が就職活動をするについては、採用予定のない事務所への事務所訪問であったり、弁護士が飲み会をしているところへの参加であったり、就職に直結しないと思われる行動も実は重要で […]
2016年4月15日 / 最終更新日 : 2022年10月2日 webmaster 役者 いろいろな舞台・さまざまな人生 福岡アジア美術館にて「スタジオジブリ・レイアウト展」を拝見。宮崎監督が自ら手で書いたアニメーションの基本設計図(レイアウト)が多数展示されている。1本のアニメ作品にはこういった手書きのレイアウトから始まり多数のスタッフ […]