2010年6月2日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 芸者 女性的表現方法の意味 信田さよ子「選ばれる男たち・女たちの夢のゆくえ」(講談社現代新書)はこう述べます。 私たちは意識しないまでも多くの価値によって築き上げられた信念体系(スキーマと呼ぶ)を生きる根幹にしているのである。では彼らの信念を成り立 […]
2010年5月24日 / 最終更新日 : 2023年5月11日 webmaster 役者 場面にふさわしい仮面 私は役者31において「面とペルソナ」に言及しています。プロの役者さんは素顔のままで役を演じることが出来ますが、素人は仮面を付けた方が良く演じることが出来るようです。役柄を素顔のまま演じるためには相当の訓練を必要としますけ […]
2010年5月19日 / 最終更新日 : 2023年12月17日 webmaster 医者 相談者に対して感じる味覚 宮崎正勝「知っておきたい 『味』 の世界史」(角川文庫)は述べます。 ①人間も体液のナトリウム濃度を維持するために汗や排泄物として体外に排出されるナトリウムを補充しなければ生きていくことができない。人間がこの世に生まれ出 […]
2010年5月11日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 学者 全員が同程度に不満足な合意 実践的な決断をする際には価値の選択を伴います。ある価値の選択には必ず反対価値からの批判が生じます。「社会の全ての者から批判を受けない」実践的な決断はあり得ません。 内田樹教授は外交に関するマスコミの記述(注・毎日新聞4 […]
2010年5月7日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 易者 汚い場所の美しいモノ 「トイレの神様」は植村花菜の通算5枚目アルバム『わたしのかけらたち』(2010年3月10日発売)に収録されている曲です。9分52秒ですが、長さを全く感じさせません。♪トイレにはそれはそれはキレイな女神様がいるんやで。 だ […]
2010年4月23日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 学者 やる気の無い生徒と依頼者 大学生になって直ぐの頃、短時間に稼げる学習系バイトに励んでいました。やってみて、つくづく「自分は教師業に向いていない」と思いました。生徒の意欲を引き出す情熱の存在が良き教師の要件なのだとすれば私にかような要件は備わってい […]
2010年4月19日 / 最終更新日 : 2023年12月17日 webmaster 医者 細胞分裂をする細胞・細胞分裂をしない細胞 東京大学病院の中川恵一先生は「がんの練習帳№22」でこう述べています。 「がん細胞」は正常な細胞が細胞分裂を行う際、遺伝子複製に失敗して生まれた”不老不死”の細胞です。(略)免疫細胞がすぐに水際で殺していますが見逃された […]
2010年4月9日 / 最終更新日 : 2023年12月17日 webmaster 役者 依頼者との付き合い方 演劇プロデューサー北村明子氏は、天才野田秀樹と付き合うために以下のようなルールを自分に課していたそうです(「だから演劇は面白い」小学館101新書)。 1つ目は「プライベートな深い付き合いはしない」ということ。野田さんは人 […]
2010年4月5日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 芸者 おもてなしの心構え ホスピスとは巡礼の旅路において修道僧たちを無償で泊まらせた施設を指します。その後「ホスピス」は「ホテル」と「ホスピタル」に分かれますが、もてなしの精神は共通しています(田崎真也「接待の一流・おもてなしは技術です」光文社新 […]
2010年4月1日 / 最終更新日 : 2023年10月29日 webmaster 易者 バーナム効果の意義 鈴木淳史「占いの力」(洋泉社新書y)に以下の記述があります。 心理学の用語でいうと、これは「バーナム効果」ということになろうか。誰にでも当てはまると思われる記述を「これこそがあなたの結果です」といって示されると、多く […]
2010年3月23日 / 最終更新日 : 2023年12月17日 webmaster 5者 儲けとやりがいの調和 北村明子「だから演劇は面白い!」(小学館101新書)の記述。 「もうける」ことは、自分のやりたいことをやり続けていくための必要最低条件ではありますが私の目的はあくまで「やりたいことをやる」の1点に尽きます。黒字はそのため […]
2010年3月19日 / 最終更新日 : 2023年12月17日 webmaster 学者 雑用をこなすこと 水月昭道「アカデミア・サバイバル」(中公新書ラクレ)はこう述べています。 最近の院生にはいわゆる下働きをなるべく回避しようとする人が多くなった、という先生方のぼやきをここ数年よく聞くようになった。「それは私の仕事ではあり […]