2012年10月24日 / 最終更新日 : 2024年2月25日 webmaster 芸者 できる弁護士の行動パターン トルストイ「アンナカレーニナ」冒頭の記述をふまえ、ネタりか(11/8/31)はこう述べます。「金持ちの行動や考え方はワンパターンであるが、貧乏人はそれぞれに貧乏である。」 1 本当のお金持ちは親切である。 2 本 […]
2012年10月19日 / 最終更新日 : 2023年12月20日 webmaster 易者 無料の仕事とプロの仕事 高橋桐矢「占い師入門」(雷鳥社)の記述。 占い師は誰にでもなれる仕事ですが、ホンモノの占い師になるのは、やっぱり簡単ではないのです。占い師の仕事の基本は人を占うことです。占いを趣味ではなく仕事に出来るかどうか、それはつま […]
2012年10月15日 / 最終更新日 : 2023年12月20日 webmaster 医者 森と平野のメタファー フェイスブック上における精神科医・富田先生との対話。 T (明治神宮の森の写真を示しながら)中井久夫先生はたしか「優れた精神療法家は森と平野との境界に生まれる」と述べています(「治療文化論・精神医学的再構築の試み」)。「 […]
2012年10月9日 / 最終更新日 : 2024年7月8日 webmaster 役者 正義を主張する根拠・一般人の心理 平田オリザ「演技と演出」(講談社現代新書)に次の記述があります。 俳優は台詞を話す根拠を探しています。俳優も最初のうちは怖いもの知らずで、自分の生理感覚のまま、好き勝手に台詞を言って気持ちよくなるのですが、俳優経験を積ん […]
2012年10月4日 / 最終更新日 : 2023年12月20日 webmaster 学者 教育の成果としての「いじめ」 内田樹教授は「いじめ」という現象についてこう述べています。 私の見るところ「いじめ」というのは教育の失敗ではなく、むしろ教育の成果です。(略)「いじめ」は個人の邪悪さや暴力性だけに起因するのではありません。それも大きな原 […]
2012年9月28日 / 最終更新日 : 2023年12月20日 webmaster 5者 壁と卵のメタファー 村上春樹氏はエルサレム賞受賞式で以下の有名なスピーチを行いました。 ひとつだけメッセージを言わせてください。個人的なメッセージです。これは私が小説を書くときに常に頭の中に留めていることです。紙に書いて壁に貼ってあるわけで […]
2012年9月24日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 芸者 イソ弁という制度の存在意義 西尾久美子「京都花街の経営学」(東洋経済新報社)に次の記述があります。 この年季の間は舞妓さんの生活費の面倒もお稽古にかかる費用も高額な衣装もすべて置屋が面倒をみてくれる。舞妓さんになりたいという希望と努力を続ける意思そ […]
2012年9月14日 / 最終更新日 : 2023年12月20日 webmaster 役者 証人の利害について 先日「羅生門」(監督黒澤明・脚本橋本忍)を初めて観ました。凄い作品でした。 杣売りと旅法師が座り込んでいる。下人がやって来る。下人は2人がかかわりを持つことになった事件の顛末を聞く。杣売りが薪を取りに行くとき武士の死体 […]
2012年9月10日 / 最終更新日 : 2023年12月20日 webmaster 医者 インスリン新発見物語り 矢沢サイエンスオフィス「薬は体に何をするか」(技術評論社)に以下の記述があります。 この年、トロント大学で医学を修めたバンディングはトロント近郊の町ロンドンで整形外科医院を開業しました。しかし医院はさっぱり流行らずフ […]
2012年9月5日 / 最終更新日 : 2022年10月5日 webmaster 易者 キリスト教の光と影 A キリスト教が神に対する愛に立脚するですって?キリストの名のもとに多くの侵略や戦争が起こりました。キリスト教は偽善の宗教ですよ。 B そういう面があるかもしれません。あなたはそんなにキリスト教が嫌いですか? A ええ嫌 […]
2012年8月27日 / 最終更新日 : 2024年5月4日 webmaster 学者 原子爆弾の投下? 問題 「長崎は原子爆弾が投下された世界で2番目の都市である」という文章の間違いを指摘した上で正しい文章に書き直しなさい。 検討 問題の文章は以下の点において間違っている。 1 この爆弾は核分裂反応を利用する「核兵器」 […]
2012年8月22日 / 最終更新日 : 2023年10月19日 webmaster 5者 芸者的要素と対抗しうる価値 河野真樹氏はブログで次のように嘆いています。<先輩たちが驚くような若手の弁護士たちの話が伝わってきます。「依頼者に従順な弁護士が増えている」。こう書けば、あるいは市民のなかには、それのどこが悪いんだ、そんなことを先輩がこ […]