5者のコラム 「学者」Vol.117

普通の事件における判決言い渡しの風景

 判決を聞きに裁判所に出向いた。普通、判決言い渡しに当事者は出頭しないので、あわてられたのか、弁論が行われる法廷で待つ私と当事者のことを忘れて、裁判官は自室の隣にあるラウンド法廷の中でボソッと言い渡しを終えられていたらしい。あまりに遅いので2人で書記官室に出向いたところ「既に言い渡しは終わってます」とお詫びされた。(FBへの投稿)
1 言い渡しをする法廷の指定はされないんですか?
2 第1回期日が通常法廷で行われる以上判決も通常法廷だろうと思い込んでたんですよ。書記官は判決が行われる法廷はラウンドと思い込んでいたので行き違いが生じたんです。
3 依頼者が代理人不知の間に聞きに行き、職員が当事者名を言わず、裁判官がボソボソと言い渡したため判らなかった例がありました(笑)。
4 素人には訳がわからないでしょうね(笑)。事件番号しか言いませんものね。
5 民事訴訟法には刑事訴訟法342条に該当する条文がないので「どこで言い渡してもいいはずだ」と考えている裁判所もあるそうです
6 書記官室で聞いたんです「言い渡しは何処でやるんですか」。「法廷」と言われたんですが、その解釈に行き違いがあったということです(書記官は「ラウンド」法廷という趣旨で発言していたのですが私は「通常」法廷と解釈した)。
7 テレビで見る判決言い渡しのイメージとは大違いですね(笑)。
8 テレビに出るのは「普通の事件」ではありませんからねえ(笑)。

前の記事

アメリカの古典的弁護士像

次の記事

適正の壁と生活の壁