2024年11月14日 / 最終更新日 : 2024年11月14日 webmaster 弁護士会ADR4 久しぶりに弁護士会の裁判外紛争解決手続(ADR)の仲裁人を担当しました。 本年6月4日、筑後の弁護士会事務局から「新件について仲裁人を引き受けることが可能か」打診があった。弁護士作成の紹介状を読むと事案は夫と不貞行為をし […]
2024年10月2日 / 最終更新日 : 2024年10月2日 webmaster 修習生送別会の挨拶 弁護士会が行う修習生関連の行事にはなるべく参加しています。今年の部会修習生送別懇親会にも参加しました。最年長者として挨拶を指名されました(若干補正)。2024/9/26 私は46期で今年31年目になります。この4月に修習 […]
2024年9月8日 / 最終更新日 : 2024年10月2日 webmaster 不貞行為の慰謝料請求 不貞行為に関する相手方への慰謝料請求は「当然にできる」と考えるのが世間的反応と思いますが法律家は必ずしもそう考えません。全面的に否定する見解がある他、何らかの基準を用いて限定的に考えていく考え方が普通です。仮に裁判所が認 […]
2024年8月10日 / 最終更新日 : 2024年8月6日 webmaster 親権者変更の申立 民法は「子の利益のため必要があると認めるとき」は親権者・監護者を他の一方に変更することができると定めます(819条6項・766条2項)。如何なる場合に変更の必要性が認められるかに関して①扶養能力と監護能力②現状の尊重(継 […]
2024年7月9日 / 最終更新日 : 2024年7月9日 webmaster 監護措置をとらないよう求める意見書 弁護士になって直ぐの時期は少年事件も多くやっていました(当時は弁護士会が配点しており若手弁護士の多くは刑事少年事件を当たり前のように受任しました:現在は司法支援センターという国の機関が配点するようになったので嫌気がさし今 […]
2024年6月7日 / 最終更新日 : 2024年6月12日 webmaster 裁判上の離縁事由 養子縁組の当事者は民法814条1項の規定に該当する事由があれば離縁請求が出来ます。その事由がいかなるものかは解釈論上の幅があります。以前、縁組無効確認等請求訴訟の被告側で争った事案があり(地裁は縁組無効としたものの)高裁 […]
2024年5月9日 / 最終更新日 : 2024年10月3日 webmaster 雇用者の労働審判対応 2006年4月1日施行の労働審判法は個別労働関係民事紛争を対象とし調停手続を含んだ審判手続を創設したものです。主たる特徴は①裁判官の他に労働関係の識見委員2名が加わること②原則3回以内の期日で審理を終結すること③調停によ […]
2024年4月12日 / 最終更新日 : 2024年5月28日 webmaster 清算人解任と職務代行者 会社の清算に当たっては迅速かつ公正な職務遂行が求められます。が一部事案で清算人が私腹を肥やすために不当な行動を取ることが見受けられます。以下に挙げるのは監督裁判所に対して清算人の解任と職務代行者の選任を求めた申請書の抜粋 […]
2024年2月1日 / 最終更新日 : 2024年7月5日 webmaster 加害者側から見た素因減額 交通事故賠償で良く議論される「素因減額」概念。私も以前取り上げましたが(NO.68、2014年6月27日)被害者目線(原告側)の議論です。今般、加害者目線(被告側)で議論する機会を得ました。加害者が任意保険を締結していな […]
2024年1月3日 / 最終更新日 : 2024年1月3日 webmaster 婚姻費用支払義務の規範的限界 破綻した老夫婦間において(形式的)婚姻費用支払い約束があったとして、それが何時までも同じ内容で続くと考えるべきか否かは(超高齢社会が現実化している日本において)重要な意義を有します。近時、この論点に関し許可抗告を申し立て […]
2023年12月1日 / 最終更新日 : 2024年1月15日 webmaster 交通死亡事故における年金 交通死亡事故における損害計算には慎重を要する場面があります。その1つに被害者の「年金」の取り扱いがあります。裁判上で議論したので紹介します(大幅に抽象化しています)。 1 定立されている基準 損益相殺に関し定立されて […]
2023年10月17日 / 最終更新日 : 2023年10月17日 webmaster 支部さん歩:久留米市の美点ベスト3 日弁連の機関誌は「自由と正義」です。この誌面に名前が載ることは無いと思ってきたのですが、今月号に私の実名入り頁が掲載されました(巻頭カラー)。ちょっと恥ずかしいです(汗)。 弁護士にとっての久留米市の美点を私の独断で紹介 […]