久留米版徒然草 Vol.282

「あんぱん」の賜物

NHK「あんぱん」素晴らしい最終回でした。特に「賜物」の使われ方に感銘を受けました。

 私はこの曲が、特に(いつもは流されない)後半の歌詞が大好きなのですが、このドラマの締めくくりにピッタリで良かった(静かなアレンジも良かった)。野田洋次郎さんは天才です。

時が来ればお返しする命、
この借り物を我が物顔で僕ら 愛でてみたり 諦めて 
みだりに思い出無造作に 詰め込んだり 逃げ込んだり
せっかくだから 唯一で無二の詰め合わせにして返すとしよう。
あわよくばもう『いらない、あげる』なんて呆れて笑われるくらいの
命を生きよう、君と生きよう。


 林田ナレーターによる生命の表現も素敵でした。「のぶは*年後に死にました」ではなく「のぶはその後奇跡的に回復しました」の方がこのドラマのテーマに相応しい。 ほいたらね。

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