久留米版徒然草 Vol.122

老舗書店の黄昏

熊本の老舗「長崎次郎書店」が(書店としては)休業に入る旨プレスリリースされた。

明治7年(1874年)古道具商であった長崎次郎が創業し、教科書販売店の指定を受けた。森鷗外は『小倉日記』に「書肆の主人長崎次郎を訪ふ。」と記し、小泉八雲や夏目漱石も訪れたとされる。やがて「九州屈指の老舗書店」と評されるようになった(Wikipediaより)。しかし(どんなに長い実績を誇ろうとも)市民が本を読まなくなれば書店は廃業せざるを得ない(涙)。

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