久留米版徒然草 Vol.228
音楽劇の親鸞聖人
九州大谷短期大学でミュージカル「親鸞」を観劇。九州大谷は演劇科があるためか演劇のレベルが非常に高い。今日は「音楽劇の親鸞」。どういう脚本・演出になるのか楽しみです。
観劇終了。親鸞聖人の若い頃から死ぬまでを辿る物語ですが、演出が「レ・ミゼラブル」や「ジーザスクライストSP」の如き現代ミュージカルみたいで面白かったですね。本当の御門徒さんが聴衆の大半なので面食らっていた方が多いと思うのですが自分的にはすごく良かったです。
刺さるセリフの多くは「歎異抄」(唯円)から採られていました。曲の多くが浄土真宗の定型文言(親鸞や蓮如)をベースにメロディーを与えられていました。とても斬新でした。
如来大悲の恩徳は身を粉にしても奉ずべし
師主知識の恩徳は骨を砕きても謝すべし
(@親鸞「恩徳讃」)