久留米版徒然草 Vol.112
山月記を巡る会話
中島敦の誕生日。代表作「山月記」の次のフレーズは忘れられない。「人生は何事をもなさぬにはあまりに長いが、何事かをなすにはあまりに短い。」カントの次のアイロニーに通じる。「人生を通じて退屈に苦しみ毎日の時間が長くなった人が人生の最後になって己の生の短さを嘆くという現象をどう理解すればよいのであろうか?」 以下、FB友:野島先生との会話。
N その声は、我が友、李徴ではないか?
H いえ、単なる通りすがりの虎です。
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