久留米版徒然草 Vol.222
寄り添うような気持ち
花房ゆい「遊郭へ・女子ひとりで街歩き」(柏書房)に次の記述があります。
遊郭巡りを始めて間がない頃母にこんなことを言われました。「ゆいちゃんみたいな若くて自由な子が遊郭跡なんかを歩いて、うらやましがった遊女の霊に取り憑かれたりしないかな。心配。」幸か不幸か、わたしには霊感が全く無いので仮に取り憑かれたとしても気づかないかもしれません。そんな心持ちなので、あまり自分自身では心配していませんが、遊郭跡を歩くときには、そこにいた女性達へ寄り添うような気持ちでいつもいたいと思っています。
私も歴史散歩で遊郭跡を訪れることがあります。花房さんと同じような気持ちを心がけます。現在大河ドラマ「べらぼう」で遊郭「吉原」が舞台になっているからか、冷やかし半分でVサインをしながら写真をとっている人を観たりすると、多大なる違和感がありますね。