睡眠障害への気遣い
睡眠に関する地元医師の研究に関連しFB友達である土谷さんと行った会話。
A 西日本新聞筑後版で連載中の「医者の街・久留米」(第7回)。今回は筑後部会に研修に来ていただいた久留米大学の内村直尚教授です。中沢洋一名誉教授を引き継いで、睡眠研究の第1人者になられています。睡眠不調で悩む人は全国に蔓延しているようですね。内村先生によると現代社会は睡眠を阻害する要因に溢れています。気分障害は睡眠の不調から始まることが多いようです。
B 付言させていただくと、症状自体は抑うつ状態も初期症状で現れているのですが睡眠障害で自覚症状を持つことが多いのです。人間ですから、健常人でも気分の浮き沈みがあります。抑うつ症状だけでは本人が病気の自覚に至らないということです。
A なるほど。内村先生は朝起床後に光を浴びるとともに熱いシャワーを浴びると良いとされています。良い睡眠導入を得るためには朝の習慣が大事みたいですね。
B はい。日光に当たることが自律神経を刺激し、ホルモン分泌を正常にするという研究結果があります。なので、既に病気に罹患している人も朝起きたら日光に当たるように指導されます。
A 他方で、良い睡眠を得るためには寝酒の習慣はあまり良くないようですね。
B はい。睡眠前飲酒は睡眠の質を落とすとされます。代謝系で使われるべきエネルギーがアルコールの解毒に使われるために睡眠の質が落ちるそうです。(引用終)
良い社会生活には良い睡眠が不可欠。が法律事務所を訪れる依頼者には睡眠障害の方が少なくないようです。私はしばしば依頼者の方に問いかけます。「最近よく眠れていますか?」こういった依頼者への気遣いが大事だと私は思っています。