5者のコラム 「易者」Vol.128

当事者(依頼者)に捧げたい言葉

フェイスブック上で紹介された村上春樹の名言。弁護士も銘記しておくべきです。

1 本当に深く心が傷ついたときには言葉なんて出てこないものだよ。
2 秘密というのはそれを知っている人間が少ないからこそ秘密なのだ。
3 もし、本当に自由を与えられたりしたら、たいていの人間は困り果ててしまうよ。覚えておくといい。人々はじっさいには不自由が好きなんだ。
4 世の中のほとんどの人は自由なんて求めてはいないんだ。
5 僕らはみんな、いろんな大事なものを失い続ける。大事な機会や可能性や取りかえしのつかない感情。それが生きることのひとつの意味だ。
6 自分に同情するな。自分に同情するのは下劣な人間のやることだ。
7 罪を犯す人と犯さない人とを隔てる壁は、我々が考えているより薄い。
8 人々は闇の中から出てくる何かを見つけることで闇から救われることができる。
9 何かを持ってるやつはいつか失くすんじゃないかとビクついてるし何も持ってないやつは永遠に何ももてないんじゃないかと心配してる。みんな同じさ
10 僕らはとても不完全な存在だし何から何まで要領よくうまくやることなんて不可能だ。不得意な人には不得意な人のスタイルがあるべきなのだ。

1は悲惨な方に捧げられる言葉。2は弁護士の職業倫理。3と4は世間を相手にする心構え。5は少年と対応する心得。6は犯罪者に7はこれを非難するマスコミに言うコトバ。8は闇を抱えた依頼者に・9は不安やねたみを抱えた当事者に・10は全ての依頼者に捧げたい言葉です。

芸者

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